現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ヤマハ「TRICITY 300」自立する“チルトロックアシスト機構”が追加されたトリシティの最上級モデルを徹底解説!【TMS2019】

ここから本文です

ヤマハ「TRICITY 300」自立する“チルトロックアシスト機構”が追加されたトリシティの最上級モデルを徹底解説!【TMS2019】

掲載 更新
ヤマハ「TRICITY 300」自立する“チルトロックアシスト機構”が追加されたトリシティの最上級モデルを徹底解説!【TMS2019】

ヤマハのLMW戦略の一翼を担うスクーター、トリシティシリーズに頼れる兄貴分が登場! ゆとりある大きなボディに300ccのパワフルなエンジンを搭載したトリシティ300は、アーバンモビリティの世界を変える高級LMWスクーターなのだ!

初のミドルクラスLMWついに直立ロック機構が!
トリシティ125/155、さらにナイケンに続くフロント2輪モデル「LMW」シリーズのニューモデルがトリシティ300。

原付二種の新たな冒険バイクHonda「CT125」を徹底紹介!

昨年ミラノショーに「3CT」として出展されたプロトタイプの発展版と言えるモデルで、市販がいよいよ間近であることを思わせる完成度での登場となった。

エンジンはXMAX250(海外仕様は300)をベースとしたもので、今回の目玉とも言える機構はNMWシリーズ初採用となるチルトロックアシスト機構。つまり機械的に「自立」するのだ!

詳細はまだ明らかにされていないが、おそらく正立に近い状態でステアリングロック、リーンロックし、その状態ではパーキングブレーキ連動などで発進できない機構と思われ、信号待ちなどの際に便利になりそうだ。

イグニッションキーホールがないことも確認できたのでキーレスエントリーとなることは明らかだ。

日本では車検が必要となるが、これまでのトリシティ125/155よりも行動範囲がグッと広がることは確実だ!

『K16の目』ナイケン譲りのフロントまわりに期待大‼
動力、駆動系と車体全体のレイアウトがスクーター系なので「トリシティ」とネーミングされているが、その大きな車格や豪華な外観意匠、装備はこれまでのトリシティ125や155とは一線を画するもの。

まだ細かいことは一切発表されていないが、フルサイズの250スクーターに勝る、ゆったりとしたボディサイズも特徴。

また、フロント2輪の懸架方式には、ナイケン譲りのLMWアッカーマンジオメトリーを採用。高速レンジの安定性とコーナリング時の旋回性、接地性に優れた味付けになっている。

コミューターとしてだけでなく、ツーリングも難なくこなせる高級スポーツスクーターといったところだろう。

ゆとりのある300ccのパワーに、優れたフロントの接地性がもたらす安定性やコーナリング性能が魅力。一般的なスクーターとは比べ物にならない信頼感をもって操ることができるのも魅力だ。

開発者VOICE

米田洋之氏

ヤマハ発動機株式会社

MC事業本部 戦略統括部

ストレスのない自在な走りを毎日楽しめる1台です

開発のキーワードは「スマーテストコミューター」です。

高速道路を使った通勤や週末のちょっとした遠出などで威力を発揮してくれて、速度や加速の面でストレスなく実用に使えるモデルです。

ベースとなっているのはXMAX系のエンジンですが、LMWに最適なパワー特性となるよう、独自のセッティングも施しています。

余裕のあるエンジンを採用することで、コミューターとしてだけでなく、ナイケン譲りの安定感を活かした、まるで地面に吸い付くかのようなコーナリングを楽しむこともできます。

もちろん、LMWならではの安心感や横風に対する強さなども受け継いでいます。

ぜひ楽しみにしていてください。

DETAILS
[ アルバム : ヤマハ トリシティ300の写真をもっと見る! はオリジナルサイトでご覧ください ]

文:宮崎敬一郎、編集部/写真:赤松 孝・南 孝幸/まとめ:月刊オートバイ編集部

ヤマハ トリシティ300の関連記事はこちら!
LMW関連記事はこちら!
東京モーターショー2019で登場した新型車を徹底紹介!

こんな記事も読まれています

いすゞ「新型スタイリッシュSUV」登場へ! 存在感スゴイ「3段V字グリル」がカッコイイ! 「超静音モデル」25年にノルウェーで発売
いすゞ「新型スタイリッシュSUV」登場へ! 存在感スゴイ「3段V字グリル」がカッコイイ! 「超静音モデル」25年にノルウェーで発売
くるまのニュース
今の時代だからこそ心穏やかにトコトコと走りたい! レトロな雰囲気に包まれた日産「FIGARO(フィガロ)」とは
今の時代だからこそ心穏やかにトコトコと走りたい! レトロな雰囲気に包まれた日産「FIGARO(フィガロ)」とは
バイクのニュース
日産自動車、営業利益51%増・5687億円の好決算---2023年度
日産自動車、営業利益51%増・5687億円の好決算---2023年度
レスポンス
MotoGPフランスFP1|母国戦クアルタラロ、大苦戦20番手……プラマックのマルティンが最速
MotoGPフランスFP1|母国戦クアルタラロ、大苦戦20番手……プラマックのマルティンが最速
motorsport.com 日本版
ランボルギーニはサーキットでもサステナブル!「スーパートロフェオ」で「ISO 20121」認証を取得した「コルタウリ戦略」とは
ランボルギーニはサーキットでもサステナブル!「スーパートロフェオ」で「ISO 20121」認証を取得した「コルタウリ戦略」とは
Auto Messe Web
トヨタの新世代BEV「bZ3C」「bZ3X」が北京モーターショー2024で初公開
トヨタの新世代BEV「bZ3C」「bZ3X」が北京モーターショー2024で初公開
カー・アンド・ドライバー
お求めやすいモデルも加わって、新型「ジープ・ラングラー」発売!マイナーチェンジを記念した限定モデル2種も登場
お求めやすいモデルも加わって、新型「ジープ・ラングラー」発売!マイナーチェンジを記念した限定モデル2種も登場
LE VOLANT CARSMEET WEB
人気中古車実車レビュー【PEUGEOT 308】おしゃれ&実用的なフレンチコンパクト
人気中古車実車レビュー【PEUGEOT 308】おしゃれ&実用的なフレンチコンパクト
グーネット
フォーミュラEが東京にやって来た!日本初開催の本格市街地レースがもたらしたもの
フォーミュラEが東京にやって来た!日本初開催の本格市街地レースがもたらしたもの
グーネット
〈2024年4月度CM好感度ランキング〉ホンダ「WR-V」が600位台から急浮上 荷室空間の大きさなどアピール
〈2024年4月度CM好感度ランキング〉ホンダ「WR-V」が600位台から急浮上 荷室空間の大きさなどアピール
日刊自動車新聞
308と双璧をなすプジョーの人気モデル「2008」。その秘密は、どこにあるのか?
308と双璧をなすプジョーの人気モデル「2008」。その秘密は、どこにあるのか?
Webモーターマガジン
実は…消防車やダカールラリーでも大活躍!トン・トン・トン・トン・ヒノノ四トン日野「レンジャー」の改良型が新発売
実は…消防車やダカールラリーでも大活躍!トン・トン・トン・トン・ヒノノ四トン日野「レンジャー」の改良型が新発売
くるまのニュース
マツダ、2025年3月期決算も過去最高の見通し ラージ商品群が出そろい北米で拡販
マツダ、2025年3月期決算も過去最高の見通し ラージ商品群が出そろい北米で拡販
日刊自動車新聞
フォーミュラ・ジムカーナ・ドリフトからラリーに挑む! モリゾウチャレンジカップに集結する若き才能たち
フォーミュラ・ジムカーナ・ドリフトからラリーに挑む! モリゾウチャレンジカップに集結する若き才能たち
WEB CARTOP
中古価格80万円以上! 車検もあるし服装も規定あり! イギリスで開催される子どものペダルカーレースがガチすぎて笑う
中古価格80万円以上! 車検もあるし服装も規定あり! イギリスで開催される子どものペダルカーレースがガチすぎて笑う
WEB CARTOP
ルクレール、新たなF1レースエンジニアを獲得へ。フェラーリ加入以来の“女房役”マルコスは異動に
ルクレール、新たなF1レースエンジニアを獲得へ。フェラーリ加入以来の“女房役”マルコスは異動に
motorsport.com 日本版
「名鉄電車っぽい」路線バス登場! 名鉄バスが9500系デザインに変身 車内もひと工夫
「名鉄電車っぽい」路線バス登場! 名鉄バスが9500系デザインに変身 車内もひと工夫
乗りものニュース
日野、中型トラック「レンジャー」を一部改良 左折や車線変更時の安全機能を追加
日野、中型トラック「レンジャー」を一部改良 左折や車線変更時の安全機能を追加
日刊自動車新聞

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村