2022年6月20日、BMWアルピナの輸入事業者であるニコル・レーシング・ジャパンおよび日本総代理店ニコル・オートモビルズは、BMW4シリーズをアルピナが調律した「BMW アルピナ D4S グランクーペ アルラッド」を発表。同日より予約注文を開始した。日本導入時期は2023年初頭が予定されている。ニュ
心臓部は3Lディーゼルツインターボ+MHV
BMW アルピナに、4シリーズをベースとする「D4S グランクーペ アルラッド」が新たにラインナップされた。その魅力は、なんといっても搭載される3L直6DOHCディーゼルツインターボ(355ps/730Nm)とマイルドハイブリッド(MHV)テクノロジーとによる痛快な走行性能ではないだろうか。そのパフォーマンスは、0→100km/hが4.8秒で最高速度が270km/h。なかなかのやり手だ。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
駆動はBMW xDriveをベースとした4WDシステムが採用される。トルク配分は、グランクーペのスポーティなキャラクターに合わせ、アルピナ独自のリア寄りの駆動力配分とされる。加えて、標準装備されるリアの電子制御式アクティブLSD(リミテッドスリップデフ)が最適なトラクションを生み出すとともに、特に横Gがかかるコーナリング時にドライビングダイナミクスの向上に効果を発揮してくれるという。
ドライビングダイナミクスの追及も怠りがない。フロントのキャンバーを1.25度ネガティブに設定し、横方向への非常に優れたダイナミクスの実現が図られている。バリアブルダンパーコントロールのアルピナ独自のセッティングも行われている。これは、BMW アルピナ4シリーズに合わせて特別に開発されたもので、効果的にロールを抑え、横方向のダイナミクスにもしっかり対応することができるという。
バリアブルスポーツステアリングシステムにも注目したい。小さいステアリングアングルでもダイレクトなレスポンスが期待できる。
ピレリ社がアルピナのために作った当別なタイヤを装着
ドライビングモードは、コンフォート、スポーツ、スポーツプラスの3つが用意される。コンフォートモードは、高速域でもスムーズな直進安定性が確かに感じられ、2つのスポーツモードはダイレクトなレスポンスが特徴となる。
足もとには、20本の細いスポークがロック付きのセンターホイールカバーから外側のホイールリムに広がっていく、先進デザインの20インチ鍛造アルミホイールを標準装着。約12kg という軽さには驚かされる。タイヤは、フロントに255/35 ZR20(8.5x20インチ)、リアに285/30 ZR20(10x20インチ)。「ALP」の文字が刻まれたピレリP ZEROが履かされる。「ALP」とは、ピレリ社がアルピナのために特別に開発した、カスタムメイドのタイヤであることを表している。
制動系は、フロントに4ピストン固定キャリパーと395mm 径のブレーキディスク、リアにはフローティングキャリパーと345mm 径のブレーキディスクが組み合わされる。これは巡航最高速度が 301km/h に達するBMWアルピナB4と同じものだ。オプションとして、ペダルからよりスポーティなフィードバックが得られる、軽量構造のドリルドブレーキディスクを組み合わせた高性能ブレーキシステムも設定されている。
エクステリアは、クーペならではのエレガントなラインが目をひく。そこにアルピナならではの、フロントスポイラーやリアスポーラーがアクセントとして装着される。どちらも控えめだが、そうでないのがエキゾーストシステムだ。アルピナスポーツエキゾーストシステムのオーバル形状4本出しのテールパイプと大型のリアデフューザーが高性能モデルであることを主張している。
ボディカラーは、BMW社からのIndividual ボディカラーがベースとなるが、BMW アルピナ専用メタリックカラーのアルピナブルーとアルピナグリーンも用意されている。
他としては、シートヒーター、ステアリングホイールヒーティングなどのコンフォート機能や、可変スピードリミッター、クロストラフィックウォーニング&レーンチェンジウォーニングといった先進安全機能、さらにパーキング&ドライビングアシストを備える革新的なBMWドライビングアシストシステムが標準で装備される。
そして、製造番号を刻印したアルピナプロダクションプレートや高品質なラヴァリナレザーで仕上げたステアリングホイールなどのエレガントなディテールもこのモデルの特別感を醸し出している。
BMW アルピナ D4S グランクーペ アルラッド主要諸元
●全長×全幅×全高:4792×1850×1440mm
●ホイールベース:2856mm
●車両重量:2020g
●エンジン:直6DOHCディーゼルツインターボ+モーター
●総排気量:2993cc
●最高出力:261kW(355ps)/4000-4200rpm
●最大トルク:730Nm/1750-2750rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量: 軽油・59L
●WLTPモード燃費:14.5km/L
●タイヤサイズ:前255/35ZR20、後285/30R20
●車両価格(税込):1227万円
[ アルバム : BMWアルピナD4Sグランクーペ アルラッド はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
トヨタの「高級スポーティミニバン」がスゴい! 「走りが楽しい」反響多数!? 王道「アルファード」と異なる「個性」に注目! ヴェルは何が違う?
なんじゃこの「付け髭」感! デザイナーの意思をガン無視した「5マイルバンパー」はアリかナシか?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
追突事故を避ける「2秒ルール」ご存知ですか? あおり運転にならず割り込まれもしない、ほどよい安全な車間距離の保ち方をお教えします
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この破壊力、凄いな。