FA24と称する新開発エンジンは、水平対向4気筒の直噴ターボ過給。新たに登場する大型SUV・アセントに搭載するために仕立てられた。現時点で発表されている諸元は下記のとおり。
【FA24型】
形式:水平対向4気筒
排気量:2387cc
内径×行程:94.0×86.0mm
圧縮比:不明
最高出力:193.9kW/5600rpm
最大トルク:375.6Nm/2000-4800rpm
給気方式:ターボチャージャー
カム配置:DOHC
ブロック材:アルミ合金
吸気弁/排気弁数:2/2
バルブ駆動方式:ロッカーアーム?
燃料噴射方式:DI
VVT/VVL:In-Ex/×?
「6気筒を凌駕する動力性能と燃費性能を実現」とアナウンスされていることから、EZ36型水平対向6気筒エンジンの後継機として開発された模様。EZ36型は登場が2007年とすでに10年を経ているユニットで、すでに生産中止の報せが発表されている。
FAシリーズということで、先発のFA20型と比べてみる。
【FA24型/FA20 DIT型】
排気量:2387cc/1998cc
内径×行程:94.0×86.0mm/86.0×86.0mm
圧縮比:不明/10.6
最高出力:193.9kW/5600rpm/206kW/5700rpmあるいは221kW/5600rpm
最大トルク:375.6Nm/2000-4800rpm/350Nm/2000-5600rpmあるいは400Nm/2000-4800rpm
行程を延長してプラス400ccの容積を得ている。圧縮比は発表されていないが、FA20DIT型が比較的パワー志向であることを考えると同等もしくは少々上の数字を狙ってきた可能性がある。事実、400ccもの排気量拡大にもかかわらず最高出力も最大トルクも大きな伸張を見せていない。使用燃料はAKI値87のガソリン。RON91に相当するようだ。
8mmものボア径拡大は、バルブ径の見直し、燃焼室形状、ポート設計、すべて新たに起こしたものと思われる。おそらく近年のトレンドに則って高タンブルによる急速燃焼を図っているものと思われるが、現時点ではどのような意図でエンジンが仕立てられているかは未発表。
組み合わせる変速機はCVT。ご存じ、リニアトロニックである。アセントのボディサイズは全長4998×全幅1930×全高1819×軸距2890mmとされていて、車重は未発表だが3列シートのSUVということを考えれば2トンというところか。先代に当たるトライベッカも同等サイズだったが変速機は5AT。スバルはこれまで中トロ(中容量リニアトロニック)と大トロ(大容量リニアトロニック)をそろえていて、今回は大容量型を用いるのだろう。
マツダのSKYACTIV-G2.5Tや日産のVR30DETTなど、北米市場には評判のいい日本製ターボ過給エンジンがそろっているが、果たしてFA24型は日本市場に導入されるだろうか。続報を楽しみに待ちたい。
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