サーキット・オブ・ジ・アメリカズでMotoGP第4戦アメリカズGPのMoto2クラス予選が実施。母国戦のキャメロン・ボービエ(American Racing)が初ポールポジションを獲得した。
Moto2クラスの予選だが、FP3までの総合タイムによる組分けの結果、日本人ライダーの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)はQ2へ直接進出を果たした。なお前戦アルゼンチンGPで2位を獲得したチームメイトのソムキアット・チャントラもQ2スタートだ。
■出光ホンダ、ダブル表彰台の快挙。3位小椋藍「ブレーキングで勝つ自信があった」
予選Q1スタート組には、ポイントランキング首位のセレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)が含まれた。ビエッティはフリー走行のタイムで、予選Q2直接進出圏内にわずか0.033秒及ばず、Q1からの予選となった。
そのQ1でビエッティは一時的にQ2進出圏外にはじき出されるシーンこそあったが、終盤にアタックをまとめあげると、最速タイムを更新し暫定トップに立った。
その後、ボー・ベンスナイダー(Pertamina Mandalika SAG Team)がビエッティを超えるタイムを刻んできたが、それ以外で上位に食い込んで来るライダーは現れずにQ1の15分間が終了。Q2へはベンスナイダー、ビエッティ、マルコス・ラミレス(MV Agusta Forward Team)、ジェレミー・アルコバ(Liqui Moly Intact GP)の4人が進んだ。
ポールシッターを決する予選Q2が開始されると、各ライダーはロングストレートでのスリップストリームを狙って良いポジションにつけようと、低速走行でタイミングをうかがうシーンも見られた。
セッション折り返しとなった頃、アウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)がターン17で転倒。トニー・アルボリーノ(ELF Marc VDS Racing Team)もターン8で転倒を喫してしまい、セクター2と4でイエローフラッグが振られ、タイム抹消など影響も発生した。
残り4分、小椋がターン11の立ち上がりでハイサイドを起こし転倒。コース上にマシンが取り残されてしまったが、小椋が後続のライダーに注意を促したこともあって、二次的なクラッシュが生じることは避けられた。小椋は転倒するまでは最速ペースを刻んでいただけに、残念な転倒でアタックを終えることになった。
コース上ではQ1を突破してきたビエッティが暫定トップに立っていたが、終盤のアタックでボービエがそれを上回る2分8秒751をマーク。レコードタイムを更新する速さを見せ、トップが入れ替わった。
各自が最後のアタックに向かい、渾身の走りを見せたがボービエのタイムは更新されないまま、Q2が終了。母国戦のボービエがポールポジションを獲得した。2番手はビエッティ、3番手はアロン・カネット(Flexbox HP40)となった。
転倒のあった小椋は、序盤に記録したタイムで最終的に11番手。チャントラは17番手タイムで予選を終えている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?