コロナ禍の影響により、2020年シーズンは中止となってしまった女性ドライバーによるフォーミュラ『Wシリーズ』だが、2021年からはF1のレギュラーサポートレースとして開催される可能性があるようだ。
Wシリーズは今季、F1のアメリカGPやメキシコGPでもサポートレースとして開催される予定だったが、これは実現しなかった。しかし、来季WシリーズとF1の関係はさらに深まると見られている。
■Wシリーズ、新型コロナの影響で2020年の開催を断念。2021年再開に向け準備開始
motorsport.comが報じたように、これまでF1と併催されてきたFIA F2選手権とFIA F3選手権は、来季から開催ラウンドを分けることを検討しており、これまでのように同じグランプリ週末に両シリーズが2レースずつ行なうのではなく、どちらか片方のシリーズを3レース実施する形になると考えられている。
これにより、Wシリーズがサポートレースを行なう時間的猶予が生まれるわけだ。
WシリーズはこれまでDTMのサポートレースとして開催されてきたが、アウディが撤退したことによりDTMの将来が不確実となっているということも、この動きの一因となっている。
F1は多様性を求めた活動を行なっており、女性ドライバーを育てるWシリーズはその一助となるだろう。F1オーナーのリバティ・メディアにとっても、WシリーズのスポンサーであるROKiTにとっても、両シリーズの関係が緊密になることはメリットに繋がるだろう。
WシリーズのCEOであるキャサリン・ボンドミュアは、7月の段階でDTMに代わるパートナーを探していると示唆していた。
「私が伝えたいメッセージは、DTMがレースを続けるならパートナーシップを続けたいと思っていますが、そうでないならバックアップのプランがあるということです」
6月にWシリーズが今季の開催をキャンセルした際、F1のマネージングディレクターであるロス・ブラウンは、Wシリーズを支持していると強調していた。
「Wシリーズは、モータースポーツの世界に信じられないほどの影響を与えており、今年の我々のカレンダーに加わってくれることをとても嬉しく思っていた」
「新型コロナウイルスがもたらした困難により、イベントが開催されないのは、我々全員にとって大きな失望だが、2021年にWシリーズが復活し、エキサイティングなレースが行なわれるのを楽しみにしている」
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