6月25日、MotoGPに参戦するKTMは2021年シーズンのライダーラインアップを発表。今季で契約が満期となるポル・エスパルガロはチームを離脱し、空いたファクトリーチームのシートには現テック3・KTMのミゲル・オリベイラが昇格、テック3にはダニーロ・ペトルッチが加入することが明らかとなった。
MotoGP2020年シーズンは約3週間後に再開を控えているが、まだレースが行なわれていない状況にも関わらず、移籍市場は活発に動いてきた。
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KTM陣営は今季限りでエースライダーのポル・エスパルガロが契約満期となっており、延長を目指していた。しかし6月初頭にエスパルガロがレプソル・ホンダへと移籍するという情報が流れ、大きな驚きをもって迎えられた。
また今月中旬には、今季限りでドゥカティを離脱することが決まったダニーロ・ペトルッチがKTM本社を訪問し、移籍についての話し合いが行なわれた。マネージャーによると非常にポジティブなものだったとされ、調べでは既に契約が交わされていることが判明していた。
ただ、その段階ではペトルッチがエスパルガロの後任としてファクトリーチームに入るものだと考えられていたが、実際はサテライトチームであるテック3入りであった。ただKTMは所属する4名全員がファクトリースペックのマシンを使用することになっている。
なお現在ファクトリーに所属するブラッド・ビンダーと、テック3のイケル・レクオナは契約を延長することも合わせて公表された。
「彼ら4人のハングリーな選手たちを、我々のMotoGPプログラムに参加させることができて、非常に嬉しく思っている」
KTMのモータースポーツディレクターを努めるピット・ベイラーはそう語る。
「ブラッドとミゲルは生産的な関係を築いており、グランプリの全てのステージでレースに勝利することへの欲望と才能を示してきた」
「我々は彼らがこのMotoGPプロジェクトを前進させるために必要な決意があると信じている」
「同じことがレッドブル・KTM・テック3にも当てはまり、ダニーロを家族に迎え入れることができて嬉しく思っている」
「彼のその経験が重要なだけでなく、我々は適切な姿勢でコミットするライダーを頼りにしている」
「彼にはまだMotoGPで示すものがあると信じている。一方で我々は“将来の”フロントランナーに投資をしている。だが彼らは速ければ2021年にもスターとなる可能性があり、それを見るのはワクワクするだろう」
「我々KTMにはふたつのチームがあるが、実際には4人のライダーが同じバイクを使い、同じ可能性を持った大きな1チームなのだ」
「“我々のライダー”の成長と成功はKTMの素晴らしいストーリーとなるだろう。またこうして激しい競争の中で新たな高みへと彼らを導くことは、より甘美なモノとなるだろう」
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