F1第13戦エミリア・ロマーニャGPの予選がイモラ・サーキットで行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。
2006年のサンマリノGP以来となる、イモラでのF1グランプリ。イモラのある州の名前をとって“エミリア・ロマーニャGP”として開催される今回のレースは初の2デイ開催となり、この日の午前中に90分間のプラクティスを1度行なったのみで、各チームが予選に臨んだ。
■【動画】2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPフリー走行ハイライト
サーキット上空には青空が広がり、気温19度、路面温度26度というコンディションで予選開始時刻を迎えた。
Q1:トラックリミット違反が続出。ライコネン惜しくもQ1敗退
セッションがスタートすると、地元フェラーリ勢も含め半数ほどのマシンが続々とコースインしていった。
まずはケビン・マグヌッセン(ハース)が1分17秒186をマークするが、各車が続々とこのタイムを塗り替えていった。アルファタウリのダニール・クビアト、ピエール・ガスリーが1分15秒台のタイムでワンツーに並び、フェラーリ勢を上回った。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の最初のアタックは、クビアトにわずかに及ばず2番手。その後からアタックしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分15秒144を記録してトップに立った一方、バルテリ・ボッタス(メルセデス)はトラフィックに引っかかり、最初のアタックを中断した。
すると、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が2度目のアタックでトップタイムを更新。その直後にフェルスタッペンもタイムアップし、1分15秒034でタイムシートの一番上に立つなど、2度目のアタックでタイムを伸ばすマシンも多かった。
その中でもメルセデスが頭ひとつ抜け出す速さを見せつけ、ハミルトンは1分14秒574までタイムアップ。ボッタスも僅差で2番手に続いたかと思いきや、ターン9でトラックリミット違反があったとして、タイムが抹消されてしまった。
これにより、1セット目のタイヤを使ったアタックが終わったタイミングで、ボッタスが20番手でQ1敗退圏内。アレクサンダー・アルボン(レッドブル)もタイム抹消を受け、19番手に沈んだ。
残り時間が5分を切ると、各車が2セット目のタイヤを使ってのアタックへ。ボッタス、アルボンは無事にタイムを残し、Q2進出を決めた。また、トップタイムを残していたハミルトンも2セット目のタイヤでコースイン。タイムをさらに1分14秒229まで更新した。ただ、ボッタスがさらにもう一度アタックをしタイムを上げ、Q1をトップで終えた。
キミ・ライコネン(アルファロメオ)は一時11番手までポジションを上げ、Q2進出が見えたかと思いきや、ターン15でのトラックリミット違反でラップタイムが抹消されてしまい18番手で予選を終えることになった。
結局ロマン・グロージャン(ハース)、マグヌッセン、ライコネン、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がここで敗退となった。
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