鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは7月3日、鈴鹿サーキット国際レーシングコース内にある“ヘアピンカーブ”について、日信工業株式会社とネーミングライツパートナー契約を締結したことを明らかにした。
この契約に伴い、鈴鹿サーキット国際レーシングコースのターン11、すなわちヘアピンカーブは、『NISSINブレーキヘアピン(英文表記:NISSIN Brake Hairpin)』という名称となる。
■前代未聞。MotoGPとF1の日本GPが中止に……その背景には何があったのか?(1)
日信工業株式会社は、2輪・4輪用ブレーキシステムの開発・製造・販売を行なっている企業だが、ヘアピンカーブは鈴鹿サーキットの中でも屈指のブレーキングポイント。過去には小林可夢偉がF1でオーバーテイクショーを見せた場所でもある。
NISSINブレーキヘアピンの名称使用開始日は2020年4月1日となっているため、今シーズンのモータースポーツイベントからこの名称が使われることになるだろう。なお、今年8月に鈴鹿サーキットで開催が予定されていた鈴鹿10時間耐久レース、同じく10月に予定されていたF1日本GPは、既に中止が決定しているが、2輪の鈴鹿8時間耐久ロードレースに関しては、10月30日~11月1日に開催する形で調整が進んでいる。
またスーパーGTは8月22日~23日と10月24日~25日に、スーパーフォーミュラは12月5日~6日に鈴鹿サーキットでのレースが予定されている。
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