日本で購入できるV8エンジン搭載車は激減している
エンジンのダウンサイジング化どころか、電気自動車や水素燃料電池車への移行が進もうとしている昨今、日本で買える日本車でV8エンジン搭載車があるのはトヨタ&レクサスだけである。
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そのトヨタ&レクサスですら、今年登場すると言われているランドクルーザーの次期モデルはV8ではなくV6のみの搭載が確実視され、レクサスLSですらV8ではなくV6を搭載するなど、10年も経つとおそらく日本で買える日本車のV8搭載車はなくなるだろう。そんな背景もあり、すでに貴重な存在となっている現行トヨタ&レクサスのV8エンジン搭載車の魅力をモデルごとに挙げていこう。
1)ランドクルーザー
現行ランドクルーザーはV8エンジンの搭載と小山のようなボディサイズ(取り回しは大変だが)もあり、オンロードでは文字通り大船に乗ったようなに大らかな気分になれる点と高い快適性、オフロードではアイドリング+αの低回転域から太いトルクをアクセル操作に対し比例するように出すことによる運転のしやすさが魅力だ。
しかし、冒頭に書いたように現行ランドクルーザーはフルモデルチェンジに向けすでに生産を終了しているため、自分好みの仕様の新車どころか、在庫があることも滅多にないクルマなので、現在新車の入手は絶望的になっている。それだけに、もし運良く現行ランドクルーザーの新車が見つかり、欲しいというなら即購入するべきだろう。
2)センチュリー
2018年登場の現行センチュリーは先代LSのLS600hをベースにしていることもあり、LS600hの5リッターV8+2モーターハイブリッドを4WDからFRとしたパワートレインを搭載している。
現行センチュリーの魅力は日本車では別格となるクルマとしての格式、静粛性に代表される素晴らしい快適性、面白みこそ薄いもののイージードライブなので運転が楽なこと、トヨタ車としては異例の手作業で生産による塗装をはじめとしたズバ抜けて高いクオリティなど、数え切れない。センチュリーは生産台数が少ないこともあり、当面V8ハイブリッドを搭載すると思われるが、次期モデルは燃料電池車になっているかもしれない。
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3)レクサスRC F
RC FはメルセデスAMG C63クーペやBMW M4に相当するスーパースポーツクーペである。
クルマとしての完成度はドイツの両車に及ばないが、C63クーペが4リッターV8ツインターボ、M4が3リッター直6ツインターボとダウンサイジングされたエンジンを搭載するのに対し、5リッターNAという古典的なV8エンジンを搭載。重さなどのデメリットもあるが、往年のアメリカ車のような豪快さを持つ点は大きな魅力だ。
4)レクサスLC500
LCはBMW8シリーズクーペに相当するラグジュアリークーペで、パワートインは3.5リッターV6+2モーターハイブリッドと5リッターV8NAを搭載する。ハイブリッド、V8ともに共通するLCの魅力は豊富なボディカラーとインテリアカラーを設定することも含め、日本車離れした優雅な雰囲気を持つ点で、このことはソフトトップとなるコンバーチブルになるとより際立つ。
また5リッターV8NAに関しては加速力以上に巡行中など、普通に乗っているときには静かだが、アクセルを深く踏むとV8エンジンらしさをまったく隠していない豪快かつ獰猛なサウンドが大きな魅力で、「LC500をゴールにしたい」というクルマ好きの気持ちもよく分かる。
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みんなのコメント
マークXやティアナ みたいな250万円ぐらいで買える6気筒が今や無いなんて。