この記事をまとめると
■現在は大手輸入車販売店というイメージのヤナセ
ライバルメーカーの「フェラーリとランボ」「メルセデスとBMW」を同じ会社が販売! 高級車でお馴染みのコーンズとヤナセって何もの
■中高年世代にとってのヤナセといえばそれはベンツ、もしくはフォルクスワーゲンであった
■ポルシェの総代理店であったミツワ自動車も輸入車業界では老舗であったが、現在は自動車関連事業は終了している
輸入車業界では老舗中の老舗
「ヤナセの歴史、それは日本の輸入車の歴史です」。ヤナセのホームページの「ヤナセの歴史」の最初に、そう記述されている。
いまの若い世代にとっては、ヤナセは大手の輸入車販売店というイメージがあるだろう。それが中高年の世代になると、「ヤナセといえばベンツ」または「ヤナセといえばワーゲン」といった、ブランドとの強い関わりを思い起こすかもしれない。
近年、日本での輸入車は、◯◯◯ジャパンという本国の日本法人が輸入の窓口となり、国内販売網の整備もするようになった。
そうした時代に入る前、1990年代頃までは、多くの輸入車に日本総代理店があるのが一般的であった。並行輸入物に対して、正規輸入物は価値が高く、メルセデス・ベンツやフォクルスワーゲンにヤナセのステッカーが貼ってある愛車に対して、ユーザーは誇らしい気持ちを持ったものだった。
「ヤナセの歴史」を振り返ってみると、いま(2024年)から109年前の1915年(大正4年)、簗瀬長太郎氏が個人商店の「簗瀬商会」を東京の日比谷に創設し、アメリカのビュイックやキャデラックの輸入販売を始めたことに端を発する。
クルマが庶民向けではなく、富裕層や官公庁などが使用する貴重品だった時代から、ヤナセは輸入車の販売や修理を続けていく。
第二次世界大戦後、日本は高度経済成長に入る前の1950年代前半には、メルセデス・ベンツやフォルクスワーゲンの販売権を獲得する。そして、1970年代のオイルショック、1980年代のバブル期など、社会の変遷のなかで、輸入車業界の中心的存在としてヤナセの名が全国で知れ渡った。
その後、ドイツブランド各社が日本法人を設立するとヤナセの立ち位置は変わったが、長年にわたりユーザーとの間で培った信頼関係によって、新規事業を進めている状況だ。
一方、ミツワも輸入車業界では老舗ブランドとして定着してきた。戦後の1950年代前半から、日本でポルシェを広めていったことで知られる。六本木に近い、飯倉交差点のショールームは自動車ファンにとって憧れの場所でもあった。
その後、本社は銀座に移り、静岡県の富士小山デポを開業し、新車から旧車レストアまで事業を展開してきたが、諸般の事情から2022年を持って自動車関連事業を閉鎖した。
輸入車に限らず、戦後から日本には海外からファッション関連や工業機械の分野などさまざまな海外ブランドが上陸した。
総代理店制度から、各ブランドの日本法人への業務体系が変化するなかで、ヤナセやミツワなど老舗の関連事業者の事業も移り変わったのだ。
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