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新型BMW 2シリーズ・グランクーペ QRコード付き、カモフラージュ姿で公道に

掲載 更新
新型BMW 2シリーズ・グランクーペ QRコード付き、カモフラージュ姿で公道に

全貌公開 7月下旬

今年10月に発表を控えた新型BMW2シリーズ・グランクーペの新しいプロトタイプが、路上に姿を現した。

『新型BMW 2シリーズ・グランクーペ』すべての画像をみる

これまで目撃されたテスト車両よりもカモフラージュは減らされており、このメルセデス・ベンツCLAをライバルとする4ドア車のエクステリアのスタイリングが、はっきりとわかるようになっている。

ボディに描かれたQRコードから判断すると、このプロトタイプは単に公道でテスト中というわけではなく、新型車の宣伝のために衆目の中を走り回っているようだ。既に開発は最終段階を迎えているのだろう。公式サイト内に用意されているティーザーページにアクセスしてみると、7月下旬に画像を初公開すると予告されている。

ブラックに塗られたアロイホイールや、大径ブレーキ・ディスク、アグレッシブなスタイルの前後バンパー、リアに装着されたリップスポイラーなどのディテールから、この車両はシリーズ最強グレードのMスポーツ仕様であると推測される。おそらくエンジンは、新型ホットハッチのM135iと同じ最高出力306psを発生する2.0ℓ直列4気筒ツインターボを、新型1シリーズと共有する前輪駆動プラットフォームに搭載するものと思われる。

一般的な前ヒンジの後部ドア2枚と、リアシートの足元に十分な広さを設けるため、ホイールベースは2シリーズ・クーペの2690mmと、3シリーズ・セダンの2810mmの間になると見られている。

2シリーズ・グランクーペの新しいインテリア・レイアウトは、2020年に登場する次世代の2シリーズ・クーペと2シリーズ・カブリオレにも採用される見込みだ。

M2グランクーペ/PHEVの225eも

エンジンのラインナップは新型1シリーズと同様、ターボチャージャー付きの4気筒と3気筒が用意される。

ガソリン・エンジンは最高出力140psの1.5ℓ直列3気筒が「218i」に、184psと245psの2.0ℓ直列4気筒がそれぞれ「220i」と「225i」に搭載される。さらに高性能な306psの「M235i」も登場するだろう。ディーゼルは150ps、190ps、224psという3種類の2.0ℓ直列4気筒が、それぞれ「218d」「220d」「225d」に積まれる。

2ドアの兄弟車と同様、2シリーズ・グランクーペもトランスミッションは6速マニュアルと8速トルクコンバーター式オートマティックから選べるはずだ。「xドライブ」と呼ばれる四輪駆動も設定されるが、組み合わされるエンジンは限られる。

しかし、ラインナップで最も注目を集めるモデルは「M2グランクーペ」になるだろう。

そのパフォーマンスについて語るのは時期尚早だが、参考までに3.0ℓ直6ターボを積むM2クーペ(2ドア)のスペックをおさらいしておくと、最高出力370ps、0-100km/h加速は4.4秒(6MT)というものであった。

2シリーズ・グランクーペは、2シリーズ・クーペや2シリーズ・カブリオレと共に、ドイツ・ライプツィヒにあるBMWの工場で生産される見込みだ。

プラグインハイブリッド・モデルの「225e」が登場する可能性もある。おそらくそのパワートレインは、BMWの1.5ℓ直列3気筒エンジンと、8速オートマティック・トランスミッションの前方に搭載され電気モーターの組み合わせになるだろう。リチウムイオン・バッテリーは荷室の床下に搭載され、電気のみで最大50kmの距離を走行可能になる。

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