群を抜く存在感!
威風堂々のスタイル、圧倒的な存在感ではありませんか。1901年からオートバイを製造するアメリカ最古のモーターサイクルブランド「INDIAN MOTORCYCL(インディアンモーターサイクル)」が誇るハイエンドモデル『Roadmaster Limited(ロードマスターリミテッド)』です。
【画像】超カッコイイ! インディアン「ロードマスターリミテッド」を画像で見る(16枚)
何日もかけてロングライドし続けても快適で疲労が少ない、大陸横断のためのグランドツアラーであり、充実した豪華装備の数々もまた自慢のポイントですが、筆者がまず言いたいのは、なんたってその心臓部「THUNDERSTROKE 116(サンダーストローク116)」エンジンが味わい深く秀逸なことです。
116キュービックインチ、つまり排気量は1890ccもあり、低いアイドリング回転数のままでもやさしくクラッチを繋げば、その巨体を前へ進めてしまうほど極低回転域から図太いトルクを発揮します。
クラッチミートに気を使うことなく発進させると、駆動力は強力そのもので、エンジンを引っ張ることなく、すぐにギヤを上げて心地よい鼓動感を全身で味わいます。
そのダッシュ力は凄まじいもので、まるでアスファルトの上を滑空しているかのように滑らかでエレガントに加速していきます。
最大トルク171Nmをわずか3000rpmで発揮。日本よりも速度レンジの高いアメリカの法定速度でも低い回転数のままで余裕のクルージングができるのです。
味わい深いロングストローク設計
潤沢なトルクフィールは、内径103.2mmx行程113mmというロングストローク設計や、OHV2バルブ3カムという独創的な設計の空冷Vツイン「サンダーストローク116」がもたらします。
V字に開いた前後シリンダーの挟み角は49度で、クランクケース右側に3本のカムシャフトを収めています。前後のカムが前後気筒のそれぞれの排気バルブを駆動し、中央の1本が吸気バルブを制御。レイアウト的に考えても合点のいく効率の良さで、吸排気でカム山を最適化できますし、インディアンの技術力の高さには舌を巻くばかりです。
ハンドリングも意外なほど軽快!
ハンドリングも目を見張ります。アルミフレームのシャシーは引き起こしたときから、見た目からは想像ができないほどにスッと起き上がり、ステアリングフィールにもクセがありません。
フロント19/リヤ16インチのタイヤサイズに、レイク25度/キャスター150mmのステアリングジオメトリーはベストマッチングではないでしょうか。切れ込みがなく、オーバーステアも感じさせません。
駐車場でクルクルとS字走行してみると、小回りも信じられないほどに効きます。バイクのニュースで参加したJAIA日本自動車輸入組合・二輪車メディア向け試乗会には、バイク女子として多方面でご活躍される指出瑞貴さんもご一緒に参加。彼女はひときわ巨大なロードマスターリミテッドに興味津々でした。
指出瑞貴さんが気になるのは、リヤシートの乗り心地。はいっ、もちろん、タンデムで出かけます!
バイクの常識を覆すタンデム性能
37ガロン以上、136リットルを超える積載力を持つラゲッジスペースは、集中キーロック/解除もOK。大きなトップケースにはバックレストのみならず、アームレストも備わります。
オートバイの二人乗りといえば、指出瑞貴さんは“前に乗るライダーにしがみつく”か、“自分の身体を支えるためにグラブバーを握って自らの腕で踏ん張らないといけない”と乗車前は思っていたようですが、そうではないことを説明します。
筆者「背もたれに身体をあずけ、両腕の肘はアームレストにのせてリラックスしたままでいてください」
スロットルを大きく開ければ、怒濤の加速を見せますが、パッセンジャーは安心してリヤシートに乗っていることができます。
指出さん「うわぁー、スゴイですっ!」
指出瑞貴さんの歓喜の声はますます大きくなっていきます。インフォテインメントシステムは7インチの液晶カラーディスプレイのタッチパネルやハンドコントロールで操ることができ、Apple CarPlayにも対応。BluetoothまたはUSBにてペアリングしたiPhoneのミュージックアプリを起動し、200Wのアンプがスピーカーをドライブするプレミアムオーディオで音楽を流すこともできます。
ノイズや風切り音がないのは高性能のイコライザーを搭載するからで、ダイナミックでクリアなサウンドがフルフェイスのヘルメット越しにも楽しめました。
ナビアプリも使えることを見せると、「バイクでこんなことができるなんてっ!!」と、指出瑞貴さんは目を丸くしています。
異次元の高速巡航力
手元のスイッチでウインドシールドを高い位置に上げ、さらにオートクルーズコントロール(3-6速、32km/h以上で設定可)をセットすることで、右手のスロットル操作をしなくても走り続けられることも説明。設定後も速度調整ができるクルコンを操作して見せると、驚きの連続の様子です。
出力特性を変更できるライダーモードは以下の通り、デフォルトで3つ用意されています。
ツアー:パッセンジャーを乗せての走行やロングツーリングに理想的な滑らかなスロットルレスポンス。
スタンダード:メリハリの利いたスロットルレスポンスと、バランスの取れた出力特性により、応答性の鋭い追い越し加速と、挙動が予想しやすい低速ハンドリングを両立。
スポーツ:瞬発性のあるレスポンスが必要な状況に合わせて設計されています。スロットルレスポンスが高められ、スタンダードモードよりもアグレッシブな出力特性により加速性能が向上。
乗り心地が良いのは、空力特性に優れるフェアリングはもちろんですが、剛性の高い鋳造アルミフレームに、119mmのストローク量を持つインナーチューブ径46mmのフロントフォーク、そして114mmのホイールトラベル量を確保したシングルショック式のエアサスペンションを採用していることも大きな要因でしょう。前後サスがしなやかに動きつつ、踏ん張りが効く。スムーズで上質なライドフィールを実現しています。
また、ヒートグリップはもちろん、前後シートにはヒーターだけでなく、暑さをしのぐためのクーラーまでも備わっています。試乗日は穏やかな天候に恵まれ、どちらも必要がなかったので試しませんでしたが、後日また機会があれば指出瑞貴さんを誘って、酷暑or極寒のなかツーリングしてみたいものです。
ソロでもタンデムでもハンドリングに大きな影響がなく、パッセンジャーを乗せてロングツーリングしたい人には特にオススメのロードマスターリミテッド。旅先で注目を浴び、ライダーらからも羨望の眼差しのロードマスターリミテッドの新車本体価格は506万円~で、ローン支払い例では初回支払い5万1792円、毎月分割4万8600円×119回となります。
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みんなのコメント
あまり伝統的な感じはしませんね