元F1ドライバーのジャン・アレジは、自身の所有する『フェラーリF40』を売却することにした。息子のジュリアーノがFIA-F2の2シーズン目に参戦する資金にするためだ。
F1のサポートレースとして開催されるFIA-F2とFIA-F3は、F1とともに7月3~5日にオーストリアで2020年シーズンの開幕を迎える。しかしF1のように、双方のチャンピオンシップも新型コロナウイルスの影響で財政難に陥っており、チームは収支を合わせるのに苦労している。そして現在はスポンサーになる企業もほとんどない。
2021年に若手ふたりを起用するフェラーリは「今以上にコンビを指揮しやすくなる」と元F1ドライバー
アレジは、F1オーナーのリバティ・メディアがF2とF3に対して現在の危機の影響を緩和するための対策をとっていないと批判した。彼は両カテゴリーの前には困難な時期が待ち受けていると予測している。
「今年は悪夢だ」とアレジは『Sky Sports』に語った。
「我々は予算制限について話しているが、F2に関しては何も合意に至っていない」
「彼らは開催権料など何も変更していない。多くのドライバーがこのシーズンを終えることができないのは確かだ。F2ドライバーにとって最悪のシーズンだ」
「この大きな混乱状況のなかで、何かが変わること、そして資金の面だけでなく人生の面でも多大な投資をしているドライバーたちにチャンスが与えられることを願っている。なぜなら彼らはレーサーになるために学校をやめ、大学をやめているのだ。それなのに誰も彼らのこと気にかけていない」
アレジ自身は、20歳の息子がモータースポーツの“はしご”を登る手助けをしている。賞品として得たもののひとつでもあり、100万ドル以上(約1億800万円)の価値のある個人的な財産を、ジュリアーノのキャリアのために売ろうとすらしているのだ。
ジュリアーノはフェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーであり、2019年にトライデントからF2にデビュー。ドライバーズランキング15位で初年度を終えると、2020年はBWT HWAレースラボに移籍している。
「私は(フェラーリF40を)売却することを非常に残念に思っている。私は元F1ドライバーであり、コネクションもある。しかし私は自分のF40を売らなければならない。息子がF2でレースをすための資金にするのだ」
「それはなぜか? なぜならスポンサーを見つけるのがほぼ不可能だからだ。一方で、目の前のツールには高額の値段がつけられていて、誰も値段を変えようとしたがらないのだ。このままの状況が永遠に続くことはないだろう」
「家族の中では、物事に情熱を持って取り組んでいる。ガレージにフェラーリF40があることと、息子のレースを見ることは比較にならない」
「彼がレースをしている方が嬉しいし、F40については、私がそれを運転するには年を取りすぎてしまったよ!」
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