アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、F1カナダGPのFP2をトップで終えたが、週末を通じてコンディションが変化するため、うまく適応する必要があると語った。
FP1は雹混じりの嵐に見舞われた影響で、実質的に39分のセッションに。路面が乾くのは早く、各車が雨用のインターミディエイトタイヤでいくらか走行した後、終盤はソフトタイヤでの走行が行なわれた。
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FP2もダンプコンディションで各車がスリックタイヤを使って走行したものの、その後再びコンディションが悪化した。
天気予報によれば、土曜と日曜の両日ともコンディションはさらに悪化するようだ。FP2をトップで終えたアロンソは、タイヤ選択とセットアップでうまくやったチームがリードすることになるだろうと語った。
「どのタイミングでどのタイヤを履くかは常にギャンブルになる。うまくいくかどうか見てみよう」
「みんなにとってトリッキーな金曜日だった。FP1ではあまり周回できず、FP2でもあまり周回できなかった。ドライコンディションでもウエットコンディションでも、まともなラップができなかった。中途半端な状態だったんだ」
「でも、予選も決勝もこんな感じかもしれない。データを少しずつ分析して、賢く備えておく必要がある」
「正しい判断をすれば5秒は稼げるし、間違った判断をすればレースから脱落することになる」
ジル・ビルヌーブ・サーキットの再舗装された路面も重要な要素だが、アロンソはこの新しい路面に今のところ好感触を持っているようだ。
「OKだと思うよ。もちろん、すごくクリーンというわけじゃない。嵐の後だからすごく汚れていたしね。でも同時にグリップも良い感じだから、新しい路面は良いと思う」
「ちゃんとしたウエットコンディションでアクアプレーニングが起きるかどうかなど、試す必要があるけど、それを除けば面白い週末になるだろうね」
アルピーヌのピエール・ガスリーは、2週間前のモナコGPで今季初ポイントを獲得したが、コンディションの変化をトップ10入りのチャンスと捉えている。
「残りの週末はもっとエキサイティングになるだろう」
「言うまでもなく、新しい路面には多くの疑問符がつくし、日曜日のデグラデーションがどうなるか分からない。未知の世界に入っていかなければならないんだ」
「でも僕らがいる位置からすると、この週末は好都合だと思う。自分たちがどこにいるのかはわかっている。モナコは一度きりのレースで、とても特殊なコースだった」
「でもこのコンディションがスパイスになって、もっとチャンスが広がるといいね」
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