中型の高性能ハイブリッドか 5年以内に登場見込み
フォルクスワーゲン傘下のクプラは、全面的な電動化に向けて独自のアイデンティティを確立するため、従来とは異なるセグメントに新モデルを2台投入する予定だ。
この2台は、スペインのセアトから派生したクプラ4周年記念イベントで発表された。まもなく登場するEVのクプラ・タバスカンおよびアーバンレベルに続いて欧州市場に投入されるが、紹介時のニュアンスからハイブリッド車になる可能性がある。
デビュー時期は不明だが、クプラは2030年までハイブリッド・パワートレインを使用し続け、その後に全製品をEVに移行するとしている。新型の2台はそれぞれ2026年と2027年に登場すると見られている。
同社のウェイン・グリフィスCEOは記者団に対し、「我々は成長を必要としているため、成長セグメントをクロスオーバーする車種になる」と語った。
「他にも、シューティングブレークやスポーツバックなど、いろいろなコンセプトがあります。当社にはフォルメンター、アテカ、タバスカン、ボーン、そして小型BEVなど、まだまだ車種を増やす余地があります」
また、グリフィスCEOは、高性能ブランドであるクプラのイメージに合うような「ちょっと特別」なクルマでありながら、フォルクスワーゲン・グループのポートフォリオの一部として意味のあるクルマでなければならないとしている。
2台の新型車のプレビュー画像からは、小型のボーンとSUVのタバスカンの中間に位置することが伺える。その位置づけについては明言されていないが、そのシルエットはワゴンとセダンのように見える。
グリフィスCEOはAUTOCARに対し、次のようにコメントしている。
「当社の強みは、フォルクスワーゲン・グループの一員であり、このグループが持つすべてのプラットフォームがあることです。クプラは非常にスポーティなブランドなので、スポーティなソリューションが望ましいです」
「しかし、最終的に成功するためには、デザインや何を象徴しているかという点で、本物のDNAを持つ必要があると思います」
CEOは、クプラはグループ内の他ブランドのリバッジ(OEM)よりも「一歩進んだ」ものでなければならないと述べ、新型車は独自の設計になることを示唆した。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
時代が大きく変わる時って楽しいよね。