■欧州のトヨタ商用車「プロエース」がアップデート
トヨタのスペイン法人は、商用バン「プロエース」の改良モデル(2022年モデル)を2021年10月14日に発表しました。
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今回のアップデートでは、安全性や性能、快適性を中心とした改良を実施しています。
トヨタのミドルサイズバンである2代目「プロエース」は、2016年に市場に登場。荷物を輸送する「プロエースバン」、荷物と人を輸送する「プロエースコンビ」、人を輸送する「プロエースシャトル」といったモデルがあります。
さらに、MPV(マルチパーパスビークル)として使用する個人ユーザー向けに、「プロエースヴァーソ ファミリー」と「プロエースヴァーソ Vip」というふたつのオプションを用意。
これらのオプションに加えて、プロエースのキャンピングカーもあります。
今回発表されたプロエースバンは、これまで搭載されていた120PSエンジンに代わり、145PSの2.0Dエンジンを新たに搭載し、新しい排出ガス基準Euro6.3に適合させました。
機能面では、プロエースバン(GX)およびコンビ(GX)に読書灯を2つ追加して室内照明を改善。
プロエースバン(GX/VX)およびコンビ(GX)で運転中の安全性と快適性を高めるステアリングホイール裏のオーディオコントロールを変更し、プロエースバン(VX)およびシャトル(VX)にリアパーキングセンサーの追加など、装備がアップグレードされました。
なお、シャトル(VX/VXプラス)には、電動格納式のエクステリアミラーが採用されています。
また、プロエースバン(GX)には、運転席のランバーサポートや高さ調整機能、助手席下の収納スペースなどが装備されました。
加えて、ダブルキャブモデルは2列目シートを完全に折りたたんで積載量を増やすことが可能です。
そのほかにも、セカンドリモコンキーの追加やフォグランプの改良など、商用モデルのプロエースおよび乗用モデルのプロエースヴァーソの全車に共通する新機能を搭載しています。
プロエースには、衝突を未然に防ぐためのアクティブセーフティや運転支援技術である「トヨタセーフティセンス」が搭載されており、安全性を高めています。
スペインにおけるプロエース2022モデルの法人ユーザー向け価格は、プロエースバンが1万5608ユーロ(約206万円)から、プロエースコンビが1万7784ユーロ(約235万円)から、プロエースシャトルが1万9283ユーロ(約255万円)から。
乗用モデルのプロエースヴァーソ ファミリーは3万1257ユーロ(約413万円)から、プロエースヴァーソ Vipは5万ユーロ(約662万円)からです。
※ ※ ※
さらに2021年4月に発売された電気自動車「プロエース エレクトリック」と「プロエースヴァーソ エレクトリック」も同時に改良されました。
同車は最大330kmの航続距離を持つEVで、低排出ガス地域へ自由にアクセスできるといったメリットがあります。
企業や自営業者向けに設計されたプロエース エレクトリックシリーズは、コンパクト、ミディアム、ロングのみっつの長さ、バン、コンビ、シャトルのみっつのボディスタイル、「GX」と「VX」のふたつのトリムレベルを設定。レイアウトによって3人(バン)から9人(シャトル)の乗員を乗せることができます。
個人ユーザー向けのプロエースヴァーソ エレクトリックは、全長がミディアムとロングの2種類、ボディがファミリーの1種類、トリムレベルが「アドバンス」と「アドバンス プラス」の2種類です。
デザイン面では、EV消費量やバッテリー残量などを表示するインストルメントパネルや、ギアレバーをドライビングポジションやモードを表示するボタンパネルに変更するなど、EV専用デザインのインテリアを採用します。
プロエース エレクトリック2022年モデルにおいても、車内にふたつの読書灯の追加やステアリングホイールの後ろにオーディオコントロールを設置したり、助手席の下に収納スペースを設けました。
なお、プロエース エレクトリック コンビには「GX」トリムが追加され、より幅広く魅力的なラインナップとしています。
プロエース エレクトリックの法人ユーザー向けの価格は、プロエース エレクトリック バンが2万6980ユーロ(約357万円)から、プロエース エレクトリック コンビが2万9959ユーロ(約396万円)から、プロエース エレクトリック シャトルが3万1983ユーロ(約423万円)からとなっています。
乗用モデルのプロエースヴァーソ エレクトリック ファミリーは4万5000ユーロ(約595万円)からです。
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みんなのコメント
質実剛健なプロエースと、よりオシャレで感度が高いヴェルと上手く棲み分けが出来ると思います。