今シーズン初めてWRC(世界ラリー選手権)の1戦として開催されたイープル・ラリー(ベルギー)。優勝を手にしたのは、ヒュンダイのティエリー・ヌーヴィルだった。
ヌーヴィルはチームメイトのクレイグ・ブリーンに30.7秒のリードをつけての優勝。これは新たなコ・ドライバーであるマルティン・ウィデゲとコンビを組んで初めての勝利であり、さら2020年1月以来の久々の優勝ということになった。
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トヨタ勢の最上位は、3位になったカッレ・ロバンペラ。前戦ラリー・エストニアに次ぐ連勝とはならなかった。同じくトヨタ勢のエルフィン・エバンスが4位、選手権首位のセバスチャン・オジェが5位でのフィニッシュとなった。
ヒュンダイのもう1台、オット・タナクは土曜日にパンクに見舞われ、6位でのフィニッシュが精一杯だった。
上位勢の中でこのイープル・ラリーのコースを走行した経験があるのは、ヌーヴィルとブリーンのふたりのみ。彼らはこれを今回にも活かすことになった。
中でもヌーヴィルはSS4で首位に立つと、そこから連続でステージを制し、金曜日を終えたところで後続に対して7.6秒のリードを築いた。その後も彼らは冷静に戦い、日曜日に設定されていたスパ・フランコルシャンを通過するパワーステージも問題なくクリア。ヌーヴィルが優勝を手にすることになった。
「ここに来る前にはプレッシャーが大きかったが、この週末はとても快適で、チームとマシンを頼ることができた」
ヌーヴィルはそう語った。
「マルティンに始めての勝利をもたらすことができたことは、僕にとっても大きな喜びだった。もっと早く勝つべきだったけど、僕らはこれまで運が悪かった。でも、良い気分だよ」
ヌーヴィルは優勝しただけでなく、前述のスパ・フランコルシャンを含む最終パワーステージを3位で終え、ボーナスポイントも手にすることになった(パワーステージの首位はタナク)。
なおトヨタの勝田貴元は、土曜日のSS10で大クラッシュ。マシンは大破したが、勝田とコ・ドライバーのキートン・ウイリアムズは幸いにも無事だった。ただここでリタイアすることを余儀なくされている。
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