マクラーレンのアンドレア・ステラ代表が、平川亮をリザーブドライバーとして起用するに至った経緯を説明した。曰く、マクラーレンのドライバー育成プログラムに、トヨタと平川が興味を持ったことが大きかったという。
平川が来季からマクラーレンF1のリザーブドライバーを務めることが、F1日本GPの金曜日に突然発表された。そして土曜日には平川本人がサーキットを訪れ、マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンと、マクラーレンF1のステラ代表と写真撮影に臨んだ。そこには、モリゾウとして自らレーシングカーのステアリングを握る、トヨタ自動車の豊田章男会長と、TOYOTA GAZOO Racingヨーロッパの中嶋一貴副会長も同席。豊田会長は「今回はモリゾウとして平川の応援に来ただけで、マクラーレンと何らかの協業をするかについては、佐藤恒治社長ら執行陣が考えること」と強調したが、トヨタとして全面的にバックアップしているように見え、今回のことを機にプロジェクトが拡大していくのではないか? そう感じさせるには十分な内容だった。
■豊田章男氏、トヨタ会長ではなく”モリゾウ”として平川亮を応援すべく、F1日本GPに登場「夢を見られる場所にするために」。マクラーレンとの提携については明言せず
ステラ代表は、今回の決断に至った経緯を説明。トヨタの育成プログラム出身の平川を起用することで、視野を広げたいと語った。
「今のF1は年間に24レースが開催されているし、我々のドライバーは他のカテゴリーにも参加している。そういう意味では、リザーブドライバーという意味は、今まで以上に広い意味合いで捉えられるべきだ」
そうステラ代表は語る。
「我々としては、ミック・シューマッハーやストフェル・バンドーン、フェリペ・ドルゴビッチをリザーブドライバーとしている。そこに誰かを加え、リザーブドライバーのプールを充実させたいと考えていた」
「またドライバー育成プログラムをスタートさせたので、かなり多くの人がそのドアをノックしてくれている。我々は積極的に才能を発掘しようとしているが、我々のプログラムに参加することに興味を持っている才能もいる。そういう観点では、我々は信頼に足るモノだということを示していると思う」
「リョウ(平川)とトヨタが、ドライバー育成の観点から我々のチームに参加したいと考えてくれたことについて、我々はかなり興奮している。我々はそれを活用し、彼をリザーブドライバーのひとりに加えようではないかと言ったんだ」
「また彼だけではなく、パフォーマンスにどう対処するか、そしてドライバー育成にどう取り組むかということについて、意見を交換することにも興味があったのだ。それで、もう少し視野を広げたいと思った」
トヨタ自動車の首脳陣が、平川の起用にどれほど関与したのか? それについて尋ねられたステラ代表は、次のように説明する。
「リョウのようなドライバーが関わるとなると、もれなくトヨタの重鎮の目に触れることとなる。今回の件が意味することは、トヨタ全体が協力的であり、ここにトヨタが何らかの形で関与することになる、ということだ」
「トヨタのこのように上級の方が、サーキットにいらっしゃるということを、本当に嬉しく思う。ドライバーが関係ないとは言わないが、我々の関係はそこから始まると言えるだろう」
「トヨタがドライバーを成長させるために、彼をドライバー開発プログラムに参加させたいと思ってくれたことについて、我々は嬉しく思っている。これ以上先に進める必要があるとは思わない。事態がどのように展開していくのか、見てみようじゃないか」
「ただ我々としても、現時点では我々自身がやっていることに大いに集中している。しかし先ほども申し上げたとおり、我々はリョウと仕事をするというこの機会に興味を持った。なぜなら、我々が現時点で関心を持っているレースの取り組み方やパフォーマンスという点で、”交流”ができるからだ」
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