LCR・ホンダの中上貴晶は昨年11月に行われたヘレステストにおいて、タイムシートのトップに躍り出るという驚きを見せた。この時彼が使用していたマシンは、チームメイトのカル・クラッチローが2018年に乗っていたRC213Vだった。
2018年シーズンは中上と同様、マルクVDSのフランコ・モルビデリとトーマス・ルティのふたりも2017年仕様のマシンを使用していた。しかし、2019年シーズンはマルクVDSが最高峰クラスへの参戦を取りやめているため、中上は1年落ちのマシンを使用する唯一のライダーとなってしまう。
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2017年仕様のマシンは“乗りにくい”と悪名高く評価されていたが、中上は2018年仕様のマシンに乗った後、“非常に大きな改善があった”とその違いを語っている。
また、中上は2018年仕様と最新型の2019年仕様の間にある差はそれほど大きくないと考えているようだ。だが、ひとりだけ型落ちのマシンに乗るこの状況が理想ではないと、彼は認めている。
「これは難しい状況です」
中上はそう語る。
「レプソル・ホンダの2人は、まだ2019年仕様のマシンを開発しているところです。マシンは100%調整されたわけではなく、まだ彼らは仕様違いのバイクで多くのテストをしているんです」
「でも、それは僕の助けにはなりません。ホンダには4人のライダーがいて、そのうち3人は2019年仕様に乗っています。そして、僕だけが1年落ちのマシンに乗るわけですからね」
「とにかく、“2017年から2018年仕様”のような大きな改善ではないでしょう。2018年と2019年仕様のギャップは恐らくより小さいと思っています」
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