F1メキシコシティGPのフリー走行1回目が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。
アメリカGPから2週連続での開催となったF1メキシコシティGP。直近2戦はF1スプリントを行なうフォーマットで開催されるグランプリが続いていたが、今回は通常通りフリー走行が3回行なわれるフォーマットとなっている。
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またフリー走行1回目では、シーズン中に各車1回ずつ起用が義務付けられているルーキードライバー(決勝出走2回以下)が合計5人出走。メルセデスはジョージ・ラッセルのマシンにフレデリック・ベスティを、アルピーヌはピエール・ガスリーのマシンにジャック・ドゥーハンを、アルファロメオはバルテリ・ボッタスのマシンにテオ・プルシェールを、ハースはケビン・マグヌッセンのマシンにオリバー・ベアマンを、そしてアルファタウリは角田裕毅のマシンにアイザック・ハジャーを乗せた。
さらに金曜日のフリー走行には、各車2セットずつC4のプロトタイプタイヤが供給された。このタイヤは2024年シーズンに向け、グレイニング対策として開発が進められているものである。
という盛りだくさんの内容のFP1がスタート。気温は22度、路面温度40度というコンディションであった。
セッション開始早々から、多くのマシンがコースイン。プロトタイプタイヤを履くマシンが多かった。
なおこのメキシコシティは標高が2285mと高いため空気の密度が低く、ダウンフォースも低くなってしまうため、各車とも大型のリヤウイングを装着。また、エンジンなどマシンの冷却に関しても、いつも以上に苦労することになるため、冷却用の開口部を大きく開けた。
セッション序盤に速さを見せたのは、やはりレッドブル勢。まずは地元のセルジオ・ペレスが1分21秒596を記録し、それをチームメイトのマックス・フェルスタッペンが1分20秒245で上回る。いずれもミディアムタイヤでのタイムだが、大きな差がついた。他チームはレッドブルのタイムには接近することがなかなかできず、セッションが進んでいくことになる。
またセッション序盤から、多くのドライバーがマシンの不具合を訴えるシーンがあった。プルシェールはペダルの不具合を訴え、何度もピットを出たり入ったりすることを強いられた。ハジャーはアンチストールに入ってしまうことを訴え、さらにマシンから何らかのパーツを脱落させた。マクラーレンのランド・ノリスは、ガレージから出た瞬間にオーバーレブしてしまうようなシーンがあった。
フェラーリのカルロス・サインツJr.は、コースオフを喫すると、油圧が落ちたと無線で訴えた。なんとかピットに戻ることができたものの、その後マシンは大掛かりな修復を受けた。
アストンマーチンのフェルナンド・アロンソは、セッション開始直後に空力計測用のレーキという装置を装着してコースインし、ピットに戻った後は、長くガレージに留まることを強いられた。
そんな中、レッドブルの2台の間に割って入ったのが、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンだ。アルボンはミディアムタイヤを履き、セッション開始から20分が経過しようかという頃に1分20秒249を記録。フェルスタッペンに4/1000秒差まで迫ってみせた。
セッション折り返し頃から、多くのマシンがソフトタイヤを投入。フェラーリのシャルル・ルクレールが3番手に上がった。
その後ノリスは、1分20秒237を記録し、首位に浮上。しかしその直後、フェルスタッペンが1分19秒718を記録し、首位を奪い返した。ペレスは4番手となり、その後タイムを縮め2番手まで上がった。サーキットに詰めかけたファンは、母国の英雄が前を通る度に大歓声を送った。
トップタイムを記録した後、フェルスタッペンは「足の間に何かある!」と訴えピットへ。フェルスタッペンは一度マシンを降り、メカニックが対策を施した後、すぐにコースに戻ることがきた。
アルボンは他よりも遅れて、セッション残りまもなく10分というところでソフトタイヤを履いた。すると1分19秒813を記録し、ペレスを抜いて2番手に浮上。今回のアルボン+ウイリアムズは、かなり好調のようだ。
結局FP1はそのまま終了。フェルスタッペンが首位、2番手にアルボンとなった。母国ペレスは3番手、それ以降にはマクラーレン勢とフェラーリ勢が続いた。
その後方にはアルファタウリのダニエル・リカルドが8番手でつけており、アルファタウリもまずまずの形で週末をスタートさせたようだ。
なおFP1のみ参加のルーキードライバーのうち最速だったのはベアマンで、15番手だった。プルシェールはトラブルに見舞われ、4周しか走れなかった。
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