新型コロナウイルスの影響で、大きく開催スケジュールが変更された今季のF1。ハンガリーGPはオーストリアでの連戦の後、第3戦として7月19日に決勝レースが開催される予定となっている。
ハンガリーGPは、2026年までの長期的なグランプリ開催契約を2016年に締結しているが、今季のレースを無観客で実施するための交渉の一環として、開催契約を1年延長することでF1側と合意に至った。
■F1、7月5日開幕。欧州8戦のカレンダー発表。イギリス2戦目は70周年記念GPに
また、エスカレーター式に年々上昇することになっている開催権料についても、その上昇幅を緩和した上で、今季のグランプリについては開催権料をかなり抑えることになったようだ。
ハンガロリンク・スポーツのCEOであるツォルト・ギュレイは、次のように述べた。
「無観客レースでも運営面でのコストは低くならないため、失われた利益を補うため、リバティ・メディアと連携している」
「この困難な時代にあっても、国とスポーツ双方にとって良い合意を得るために、話し合いに最善を尽くした。正確な額を言うことはできないが、開催権料は通常通りイベントを開催する場合に支払う金額の一部だ」
「さらに契約の延長も達成したため、現在契約は2026年までではなく、2027年まで有効だ。毎年の権利料引き上げも削減されたため、数十億フォリント(ハンガリーの通貨単位)を節約することができた」
「全体的に言って、我々は賢く、かなりの損失を免れることができたと言える」
7月5日にオーストリアで開幕する今シーズン。オーストリアで2週連続でレースを行なった後、ハンガリーGPまでは3週連続でのレース開催となる。
その後はイギリスのシルバーストン・サーキットで2レースを実施する予定だが、イギリスでのレース開催が不透明だった段階では、ハンガロリンクで複数レースを開催するという選択肢もあった。
ハンガリーのイノベーション・テクノロジー省のラースロー・パルコヴィチ大臣は、国として2レースを主催する用意があったと明かし、レースを円滑に運営するためにあらゆることを行なうと語った。
「いくつかの国際的なイベントは中止しなければいけなかったが、ハンガリーでのF1レースを危険に晒したくなかったので、我々は全ての選択肢にオープンな姿勢だった」
「F1のCEOであるチェイス・キャリーと多くのメールを交換し、無観客イベントをよりエキサイティングにするためのヒントを彼に提供した。彼らは、そのうちのいくつかを採り入れた」
「その対話の中で、ハンガリーで2レースを開催するというオプションもあった。だが幸いにも他の国々でパンデミックの状況が改善し、できるだけ多くの場所でレースをしたいと彼らは考えた」
「我々はキャリーに、F1ファミリーが我々の国に到着した際、それが空路でも陸路でも、安全を確保できるようあらゆる援助を行なうと保証した」
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