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ダイナミックなクーペプロポーションとエモーショナルなディテールを纏ったメルセデスの次世代クーペ「CLEクーペ」が日本上陸

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ダイナミックなクーペプロポーションとエモーショナルなディテールを纏ったメルセデスの次世代クーペ「CLEクーペ」が日本上陸

 メルセデス・ベンツ日本は2024年3月18日、Cクラスの新型2ドアクーペとなる「CLEクーペ(C236)」を発表し、同日より発売した。車種展開はCLE200クーペ スポーツの1グレードで構成し、車両価格は850万円に設定する。

 メルセデス・ベンツがこれまで築き上げてきたプレミアムクーペの伝統・歴史を受け継ぐ新設定のCLEクーペは、ホイールベースを2865mmに設定する現行Cクラスのプラットフォームを基本に、ダイナミックなクーペプロポーションとエモーショナルなディテールを纏ったスタイリングや専用デザインのスポーツシート、革新的なテクノロジーなどを採用して、次世代の2ドアクーペモデルに仕立てたことが特徴である。

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 エクステリアは、メルセデス・ベンツの2ドアクーペ伝統のロングホイールベース、ショートオーバーハング、ロングボンネットで構成したプロポーションを採用したうえで、最新メルセデスのデザインの基本思想である「Sensual Purity(官能的純粋)」によって、どの角度から見てもエモーショナルで魅惑的なスタイリングを創出する。各部のデザインにもこだわり、フロントマスクは立体的なスターパターンを配したワイドなAシェイプのグリル、わずかに逆スラントしたシャークノーズ、スリムな造形のフルLEDヘッドライト(デジタルライト)、空力性能に優れた力強いフロントエプロン、ダイナミックさを醸し出すパワードームのボンネットなどを配備して、逞しくも美しいマスクを実現した。

 一方でサイドビューは、ショートオーバーハング、ロングボンネット、ロングホイールベース、そして滑らかなルーフラインによって美しいクーペシルエットを形成する。ヘッドライトおよびリアコンビネーションランプからそれぞれ伸びる前後のラインや、ドアパネル下部を後方に向かって上昇しながら貫くラインを配して、サイドの優美な曲面に絶妙なエッジを加えて面の美しさを強調したことも訴求点だ。足もとには19インチAMGアルミホイール(RVA)を標準で、20インチAMGアルミホイール(RVM)をオプションで採用している。

 そしてリアセクションは、力強く張り出したフェンダーと先進的なデザインのリアエプロン、左右をダークレッドのトリムでシームレスに繋いだ2ピースデザインのスリムなリアコンビネーションランプなどを装備して、上質で存在感のある後ろ姿を演出。また、トランクリッド後端にはボディ同色のスポイラーリップを配し、リアエンドにスポーティなアクセントを加えている。

 なお、今回日本に導入するCLE200クーペ スポーツは、AMGラインエクステリアを標準で採用。ボディカラーはポーラーホワイトを標準で、オプシディアンブラックM、グラファイトグレーM、ハイテックシルバーM、スペクトラルブルーM、オリパスホワイトM、パタゴニアレッドM、アルペングレー、グラファイトグレーマグノを有償で用意している。

 インテリアについては、プレミアムクーペのスポーティさを際立たせるドライバーオリエンテッドなコクピットデザインを採用したことがトピック。人間工学に基づいて配置した12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイが、コクピットを先進的かつ機能的に引き締める。また、ダッシュボードのトリムや各操作スイッチパネル、ドアパネル、エアアウトレットなどにはアンビエントライトを組み込み、キャビンの洗練された雰囲気をいっそうアップ。さらに、広範囲に広がるインテリアトリムには標準でブラウンウォールナットウッドを配備し、オプションでブラックオープンポアウッドを選択可能とした。

 一方、フロントシートには専用開発のスポーティなデザインを採用。表皮はレザーARTICO(ブラック)を標準で、ブラック、パワーレッド/ブラック、マキアートベージュ/ブラック、トンカブラウン/ブラックという4色の本革をオプションで用意する。本革内装を選択した場合は、マルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)やシートベンチレーター(シートヒーター機能含む)も装備。高精細なサウンドが楽しめるBurmester 3Dサラウンドサウンドシステムもオプションで設定している。左右独立タイプのシートを配して2名乗車とした後席については、居住性に優れたゆとりある空間を創出するとともに、40:20:40の分割可倒機構を内蔵。トランクルームは後席使用時で420リットルの容量を確保し、自動開閉トランクリッドやフットトランクオープナーを標準で組み込んでいる。

 機能面では、サードパーティ製のアプリが利用可能な第3世代のMBUX を採用した点が注目ポイント。ルーティン機能の搭載や使い勝手の良くなったメニューなど、大幅に進化したデジタル体験を提供する。ほかにも、最新の音声アシスタント「Hi,Mercedes」やMBUXインテリア・アシスタント、MBUXインフォテインメントシステムに完全に統合した音楽ストリーミング配信サービス、MBUX ARナビゲーションなどを設定した。

 なお、今回日本に導入するCLE200クーペ スポーツは、AMGラインインテリアを標準で採用。独創的な3ツインスポークとフラットボトムデザインが特徴のマルチファンクションステアリングやARTICOダッシュボードなどを配備して、いっそうスポーティかつ上質なキャビン空間を実現している。

 パワートレインに関しては、“254M20”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力204ps/5800rpm、最大トルク320Nm/1600~4000rpm)+第2世代ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)/モーター(最高出力17kW/1500~3000rpm、最大トルク205Nm/0~750rpm)+リチウムイオン電池+9G-TRONIC(電子制御9速AT)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載して後輪を駆動。低回転からドライバーの意のままにあふれ出すゆとりのパワーによって、スムーズで力強いドライビングが楽しめる。また、WLTCモード燃費は14.5km/リットルを実現した。

 シャシー面については、通常走行時にはしなやかで快適な乗り心地でありながら、ハードなコーナーリング時など一定以上の負荷がかかった場合に瞬時に減衰力を高めるセレクティブダンピングシステムを採用したスポーツサスペンションを標準装備。より固めに設定したスプリングおよびダンパーやスポーティな設定のダイレクトステアリングによって、走行安定性をいっそう向上させる。また、ドライブ、ステアリング、ESP、サスペンション、サウンドの設定を統合制御するDYNAMIC SELECTを標準で採用。「Eco」「Comfort」「Sport」「Individual」の計4つの走行モードによって、車両の特性を瞬時に切り替えることができる。オプションとして、連続可変ダンピングシステムを組み込んだDYNAMIC BODY CONTROLサスペンションと、走行安定性と取り回しを高めるリアアクスルステアリングを設定した。

 先進安全運転支援システムについては、進化したレーダーセーフティパッケージや360°カメラシステムといった最新のインテリジェントドライブを標準で採用。また、最新世代のテレマティクスサービス「Mercedes me connect」も装備する。さらに、DIGITALライト(片側100万画素以上の高機能ヘッドライト)およびアダプティブハイビーム アシスト・プラスを標準で組み込んだ。

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みんなのコメント

2件
  • oga********
    全長4850/全幅1860/全高1420mm でサイズ的にも良いね。何と言っても格好が良い。車は格好良い方が良いな。
  • cou********
    リアのスタイリングが抜群にカッコ悪い。

    *感想には個人差があります
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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