アルファタウリの角田裕毅は、F1ラスベガスGPの予選Q1で最終アタックをまとめ切ることができず、最下位で敗退となった。角田はこれについて、アタックラップに入るまでにタイヤを十分に温めることができず、ロックアップしてしまったと語った。
アルファタウリはアメリカGP、メキシコシティGP、そして前戦サンパウロGPと3戦連続で入賞。それまでコンストラクターズランキング最下位だったものの、一気に8番手まで浮上しただけでなく、ランキング7番手のウイリアムズまで7ポイント差まで迫っていた。
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しかし迎えた初開催のラスベガスGPでは厳しい戦いを強いられることとなり、角田はQ1最下位で敗退。チームメイトのダニエル・リカルドはQ2に進出したものの、そのQ2では最下位に終わった。
角田はこの結果について、アタックに入るまでにトラフィックに遭遇し、タイヤを温めるのに苦労したと語った。
「今日は言うべきことはないです。自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮することができなかったですし、もっとうまくできたはずだと思うので、とても残念です」
角田は予選後にそう語った。
「最善を尽くしたんですが、うまくいきませんでした。直線スピードに苦しんでいるのは分かっていましたから、今週末は厳しいモノになるだろうと予想していました」
「予選に向けて、セットアップを少し変更しました。でも最終セクターでトラフィックに遭ってしまったため、最後のアタックラップの前にタイヤの温度を十分に上げることができず、グリップがなくロックしてしまったんです」
しかし角田は、レースペースについてはある程度自信を持っているようで、決勝レースへの期待を失っていないという。
「マシンのペースは悪くはありません。そしてこのコースはグリップが低いですから、明日のレースで何が起きるかわかりません」
「ですからクリーンな戦いをして、できるだけ多くのポジションを上げられるよう、ベストを尽くしたいと思います」
テクニカルディレクターのジョディ・エジントンは、角田もリカルドも、セクター1で苦労していたと認める。それはいずれも、タイヤをしっかり温めるのに苦労していたのが原因だったようだ。
「セクター1は、2台揃って今週末もっとも苦しかった部分で、さらに調査していく必要がある」
「ダニエルは、Q1でマシンから最大限のパフォーマンスを引き出すことができた。でもQ2のセクター1では、ソフトタイヤを適切な作動温度に温めるのに苦労した。彼は18番手でこのセクターを通過した」
「でもセクター2とセクター3では、Q3を狙うのに十分な速さだったんだ」
「ユウキは予選でマシンに苦しんだ。その理由については調査する必要がある」
「FP2では、間近のライバルたちのロングランのペースもかなり強力な様子だった。だから明日のレースに向けては、2台のマシンができるだけポジションを上げられるように集中する必要がある」
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