カルロス・サインツJr.は、レッドブルからレンタルされるような形で昨シーズン途中からルノーに加わったものの、今もレッドブル側と連絡を取り合っているようだ。
サインツJr.は、フォーミュラBMWを戦っていた2010年からレッドブルのサポートを受け、ジュニアカテゴリーをステップアップしていった。
カルロス・サインツJr.、クビアトを語る。「彼は人々が考えているよりはるかに速い。厳しいチームメイトだった」
2015年にトロロッソからF1にデビューした彼は、2017シーズン途中にルノーへ電撃移籍。終盤4戦をルノーのワークスドライバーとして戦った。この移籍は、トロロッソがルノーからホンダへとパワーユニットを変更する交渉の一環で起きたものであり、レッドブルからのレンタル移籍のような形でのルノー加入となっている。
F1では珍しいケースの移籍となったサインツだが、レッドブル側とは今も連絡を密に取り合っているという。
「レンタルされているかどうかは関係ない。レッドブルとは今まで、8年か9年関係を続けているので、彼らと連絡を取るのは当たり前のことなんだ。パドックで彼らとコーヒーを飲むのは、普通のことだと思う」と彼は語った。
「F1では多くの人と知り合い、彼らと連絡を取り合い、関係をキープすべきなんだ」
一方、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、最近のインタビューで『サインツJr.はトロロッソにはもったいない存在だ』と父親のカルロス・サインツが不満を持っていたと明かしていた。しかしサインツJr.はそんな考えを持ったことはなく、トロロッソやレッドブルファミリーには深く感謝していると述べた。
「マルコには彼の意見がある。常に彼の意見を尊重しているけれど、僕も僕の父もトロロッソにそんな思いを持ったことはない。僕は実際、ヘルムートやディートリッヒ(マテシッツ/レッドブル創業者)、フランツ(トスト/トロロッソチーム代表)、レッドブル・ファミリーの全員にとても感謝している。彼ら抜きでは、僕はF1にはいなかっただろう。だから、彼らのことは本当にリスペクトしているんだ」
父親がマネージャーを務めるなど、ドライバーのキャリアに直接関わっている場合、ある段階で父親の役割を減らすことがある。しかしそのケースは、サインツ親子には当てはまらなさそうだ。
「そんなことは全く考えたことはない。というのも、父はマネージャーだからF1に来ているのではなく、F1が好きだからレースに来ているんだ」とサインツJr.は話した。
「父は僕に多くのアドバイスをしてくれる。だけど、ドライブの仕方を教えてくれるわけではないし、マシンのセットアップやハンドリングについて尋ねてくることもない。彼は僕が必要とした時にサポートをしてくれるんだ」
「僕の隣に、2度の(WRC)チャンピオンがいるのは光栄なことだ。もし他の19人のF1ドライバーに聞いてみれば、彼らも2度の世界チャンピオンであり、最近ではダカールラリーを制した父親を持つことを嫌がるドライバーはいないと思う」
レッドブルは、マックス・フェルスタッペンとの契約を延長したものの、契約更改を保留しているダニエル・リカルドには移籍の可能性も残っている。もし2019年にレッドブルのシートに空きが生じ、ルノーがサインツのチーム残留を希望した場合、彼はどちらの選択肢を選ぶのだろうか。今の所、彼はそれについて一切語る気はなく、それが明かされるのはシーズンが終わってからになると考えているようだ。
「それについて考えたこともないので、現時点ではどちらが良いということはない。だから、僕の未来について尋ねられても、答えるつもりはない。ルノーは、僕が今年全力を尽くすのに値するチームだと思う。今年の終わりに、将来について話し合うときがくるだろう。そのあとで初めて、自分がどう考えているのか、自分に何が起こっているのかを話そうと思う。今はそのことを話すには適切な時期じゃない」
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