パーツ点数を抑えた適切なボディ補強術
足がスムーズに動く環境を整える!
「新型WRXに負けるな!」名門カンサイサービス流GVBインプレッサのボディ補強術を独占公開!
アプライド変更やモデルチェンジを重ね、着実に進化を遂げてきたインプレッサ。ボディの熟成も例外ではなく、特にセダンボディのGVBはハッチバックボディのGRBに対し、リヤのフレーム剛性が格段に向上している。
しかし、それはあくまでも「ノーマルとしては良くなった」という話。加速性能、旋回性能、制動力と、チューニングによって各部のポテンシャルを引き上げ、さらにハードに走り込むと、ボディにかかるストレスも増大する。チューニングを本格化させる前に、負担が集中しやすい箇所には早めに適切な補強を行っておきたい。もちろん、ボディのヨレやタワミを抑制し、クイックな挙動を促すツールとしてもボディ補強パーツは有効だ。
だからといって、なんでもかんでも取り付ければいいわけではない。剛性を上げすぎるとしなやかさが損なわれるし、過剰なパーツ装着は重量増やコストの上昇といったデメリットも招く。カンサイサービスでもGDBではアルミサブフレームなど、大掛かりな補強を提案していたが「GVBのボディ剛性は大きく進化している」と判断。ポイントを押さえた最小限のパーツ追加で効果的な剛性アップを狙う。
まずフロントから。補強パーツの定番となる「フロントタワーバー」はドレスアップパーツと考える人もいるが、それは大きな間違い。路面からの入力を受けやすいストラットタワーまわりの補強は、ハンドリング性能アップに絶大な威力を発揮するのだ。カンサイサービスの製品は、目の字断面のアルミオーバルシャフトを採用し、重量増を最小限に抑えながら、大幅な剛性アップを実現する。
次に、フロントロワアームの支持部を補強し、なおかつフロアトンネルのネジレを抑制することで回頭性能を高める「フロントロワアームバー」。2本の目の字断面アルミオーバルシャフトで構成し、強固なスチール製のエンドプレートと組み合わせることで、補強性能を飛躍的に高めている。タワーバーと組み合わせることで、ダイレクト感を一気に高めることができる。
ちなみに、フロントタワーバーやロワアームバーに使用されるアルミオーバルシャフトは、重量増を少しでも抑えるためにアルミの中空シャフトを採用するが、目の字状にリブを入れることで、軽量かつ頑強なシャフトに仕上げているのだ。
リヤまわりでは、リヤサスメンバーの無駄な動きを抑制し、サスペンションの性能を引き出す「リヤメンバーブレースバー」は装着しておきたいアイテム。カンサイサービスの製品は、スタビライザーやマフラーとの干渉を避けながら、効率よく剛性を高めることができる形状とレイアウトを導き出している。
フロント同様にリヤもタワーバーは有効だ。セダンボディのGVB、ハッチバックボディのGRBのいずれにおいても、ラゲッジスペースや居住空間を犠牲にすることなく、剛性アップを図ることができる。カンサイサービス製はスチールシャフトを4点で固定し、車体後方のネジレを抑え、ハンドリングやスタビリティを向上させる。
ボディ後端のヨレを抑えるために開発されたエンドバーも見逃せない。スチール製オーバルシャフトで剛性を引き上げ、一体感のある挙動を演出する。また、長く乗り続けることを見据えて、ボディのヘタリを抑制するツールとして導入するのもいいだろう。
「適度なボディ補強は、ホディのヨレやタワミを抑制し、足まわりのスムーズな動きを促します。それこそが狙いですね。フル投入すれば、最新モデルと同レベルのしなやかで強いボディを手にすることが可能ですよ」とはカンサイサービス向井代表。
どんなにベースボディに差があろうとも、老舗の手にかかればその差などチューニングで補うことができるというわけだ。
●取材協力:カンサイサービス 奈良県奈良市小倉町1080 TEL:0743-84-0126
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