ホンダ「CB190X」。その名前を聞いて、ホンダの王道ネイキッドを想像してしまったのは、私(先川知香)だけではないはずでしょう。
しかし、試乗会で目の前に現れたCB190Xは、パニアケースが3つも付いたアドベンチャーモデル。しかも、このパニアケースは標準装備で、本格的な冒険仕様スタイルに驚きを隠せませんでした。
30万円以下で購入可能! 公道も走行できるオフロードバイク「PT125」登場
190ccの本格アドベンチャーである同モデルは、排気量は小さめながらも迫力満点。
アドベンチャーらしくシートは少し高めに設定されていますが、身長165cmの私が跨ると両足の踵が少し浮く程度で、足つきに関してはそこまで不安を感じることはありません。
ワイドに見える車幅も乗ってみると意外にスリムで、見た目と跨った後の感想が大きく違うというのが、一番印象的でした。
そして何より車体が軽い。アドベンチャーモデルというと走破性が高く、長距離移動の快適さが魅力のひとつではありますが、一方で車体が重く、押し歩きなどの取り回しには少し苦戦するというイメージがありました。しかし、CB190Xは見かけによらず車体自体が軽いので取り回しも安心です。
一方で、その軽さの理由として考えられる多少チープな素材の外装に関しては、跨るたびに全体的に車体が軋むような感覚があり、私的にマイナスポイント。
パニアケースやフル液晶メーター、USB電源など、ロングツーリングを快適にする装備満載で税込み48万9000円という価格を考えるとそれでもリーズナブルには感じますが、もう少し全体的などっしり感が欲しいというのが正直なところです。
肝心な乗り味はというと、走り出しはトルクフル。3つのパニアケースを付けたままでも、周りのクルマの流れを乱すことなく道路に合流することができます。
また、走行中は前述の軋むような感覚を感じることもなく、思い通りのラインで気持ちよく走行することができました。
加減速もライダーのアクセル操作にダイレクトに反応してくれるため、街中で物足りなさを感じることはありません。
走破性も高く、舗装路の割れ目などを乗り越えた際も、大きくバランスを崩すことなく走行することが可能。多少荒れた路面でも、安心して走ることができます。
一方で、急こう配の坂道などではエンジンがフル稼働。高速道路など常に高速で巡行する状況などと併せて、パワー不足を感じる場面があることは否めません。
そのため、イメージはホンダ「ハンターカブ」の中型版。下道をトコトコ走るキャンプツーリングなど、気軽にアウトドアでの移動を楽しみたい人や、普段の移動用バイクにもっと積載力が欲しいという人に、おススメしたい1台です。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ダイハツの新型「“2階建て”軽トラ」公開! “4人乗り”で4人寝られる「車中泊仕様」!めちゃ“広い”快適キャンパー「JP STAR Happy1+」実車展示
スズキ新型「ジムニー“XL”」発表!レトロな“旧車風デザイン”採用の「ヘリテージ仕様」! MT設定もあるコンパクトな「カクカクSUV」に反響も 豪に登場
新型「“R36”GT-R」まもなく登場!? 「4.1リッターV6」搭載で1000馬力発揮!? 旧車デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開に「楽しみ!」と話題に
最新「スピード取り締まり」がヤバい! パトカー見える前に“一網打尽”!? 恐怖の「おいでおいで作戦」&「いないいない作戦」の正体とは!
マツダ新型「“ガチガチ”モデル」登場!? 6速MTのみで約300万円に「めちゃ買い得」の声も! “スポコン”マシン「ロードスター NR-A」に反響集まる
みんなのコメント