FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)グループの伊アルファロメオは10月20日、「ジュリアGTA」およびハードコア仕様「ジュリアGTAm」について、開発テストの内容を公開した。
ジュリアのトップグレード「クアドリフォリオ」をベースに、マイナス100kgにも達する大幅な減量とプラス30HPのパワーアップを実施したGTAは、後席を取り払ったサーキット向けのGTAmも含め、3月から限定500台のプレオーダーが開始されている(日本導入は未定)。そして今回、歴史的なバロッコのプルービンググラウンドにおいて、540HPのハイパフォーマンスセダンの詰めのセッティングを行なっている様子が明らかにされた。
テストにはF1チーム「アルファロメオ レーシングORLEN」からドライバーのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィが参加。空力性能やハンドリングについて豊富なレース経験をフィードバックした。具体的にはジョビナッツィが、カーボンファイバーコンポーネントとシングルナットハブのテクニカル面についてアドバイス。一方のライコネンは、エアロダイナミクスの改善を助言し、フロントの新型スプリッターやリアのアジャスタブルウイングが改良を受けた。こうした調整により「新型GTAは街乗りでもサーキットでもパーフェクトな性能を発揮する」とライコネンは太鼓判を押している。
また、GTAの開発にあたっては、モータースポーツ界で50年以上、F1だけに限っても27年の歴史を持つザウバーグループとのパートナーシップが最大限活用され、フロントバンパー、サイドスカート、マニュアル調整式スポイラー等のカーボンファイバー製パーツのほとんどはザウバーエンジニアリングにより製作されている。空力の追求は、ザウバーが保有する風洞での実験結果を活かしたアンダーボディの成形にもおよび、新型のディフューザーも相まって、より強力なグラウンドエフェクトを発生。さらに、GTAmでは大型のエアロパーツにより、ダウンフォースがGTAの2倍、クアドリフォリオの実に3倍まで引き上げられている。
レースシーンで培った技術をふんだんに盛り込んだジュリアGTA。少数でも日本導入に期待したいものだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ランドクルーザー250がついに正式発表。最廉価グレードは520万円から! 導入記念モデル“First Edition”も用意
コンパクトなのに車内は広々! 大人3人が快適に寝られるホンダN-VANがベースの軽キャンパー
一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
1.0L 2気筒ターボ+電池で700km以上走るのに… メルセデス・ベンツ「レンジエクステンダーEV」開発中止か
【竹岡圭 K&コンパクトカー ヒットの真相】ホンダN-BOX「独自のユーティリティ性と確かな走行性能」
みんなのコメント
その修理でどごぞを交換してたしか30万は使ったっけ。
二度と乗らないと誓ったが、でもこれを見たらまた欲しくなるのが不思議な魔力だ・・・