MotoGPにレプソル・ホンダから参戦中のマルク・マルケスは、2024年までの4年の長期契約をホンダと締結している。彼はこの契約は間違ったものではなかったと語る。
マルケスは2013年のMotoGP昇格以来、ホンダ一筋。2019年までに6度のMotoGPチャンピオンに輝いている。そうして圧倒的な実績を残した彼とホンダは2020年に、2021~2024年までの長期契約を締結するに至った。
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ただこの長期契約期間中、ホンダとマルケスは思うような結果を残せていない。マルケスの怪我、そしてホンダのマシン開発の遅れが重なり、今シーズンも苦しい立場にある。
イタリアGPを転倒で終えたマルケスは「メンタル的に難しい」とも語っている。しかし4年契約を結んだこと自体は、間違いではなかったと主張した。
「あの時、あれ(4年契約)は間違いではなかったし、今も間違いではなかったと信じている。僕も腕を骨折して4回も手術するハメになるとは思っていなかったしね」
得意とするドイツGPを前に、マルケスはそう語った。
「(新型コロナの)パンデミックも想像できなかったし、それがヨーロッパよりもアジアに影響を与えるなんて思わなかった」
「こうした物事は全て、自分にはコントロールできないモノだ。もちろん、この4年契約中の目標は4回タイトルを勝ち取ることだったよ」
「それは達成できていないんだけどね。今、僕らはそれとは別に、また全てのコースで一貫性と競争力を発揮して、適切に安全にライディングできるようにするという問題を抱えている。それが僕らが必要としているものなんだ」
なおホンダは今週末行なわれるドイツGPに、ふたり体制で挑むことになる。マルケスのチームメイトであるジョアン・ミルと、LCRホンダのアレックス・リンスが怪我で欠場するためだ。
転倒続きのホンダ陣営だが、マルケスは再び転倒によって怪我を負うことを心配していないのか? その点についてマルケスは次のように答えている。
「さらに怪我をすることについては心配していない。もうしそうなら、レーストラックで速く走ることはできないよ」
「もちろん、リスクや今のライディングを考えれば、準備が整っていると感じているのも事実だ。去年はアタックする準備ができていなかったからね。今はアタックの準備ができているし、上手く乗れている」
「準備はOKだと思えているんだ。でも時には行き過ぎてしまうこともある。ル・マンでは表彰台を目指してプッシュしていたけど、やりすぎてしまった」
「ムジェロでは快適だったんだ。リヤにソフトタイヤを選んで自分自身をコントロールしていたし、全ての状況でトップ6、トップ7でレースを終えられるようにコントロールしていた。でもクラッシュしてしまったんだ。これは予想していなかった」
マルケスはイタリアGPでホンダ本社の青山真二副社長とHRCの渡辺康治社長と面談を行なった。彼はホンダが素早い反応を示してくれることを期待している様子だ。
「これが初めてのHRCとのミーティングじゃないけど、アオヤマさんとワタナベさんというお偉方とのミーティングだったから、大事なモノだった」
「ミーティングの感触は良かったよ」
「今は遠い将来ではなく、この先で何らかのリアクションを(ホンダに)求めているんだ」
「ホンダには優れたライダー達がいるけど、トップを争うにはもっと何かが必要なんだ」
なおマルケスはホンダのアップデートが、夏休み前には間に合わない可能性が高いことを認めている。
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