CT5スポーツも、来年日本に
GM日本法人は、人気フルサイズSUVの新型エスカレードを、2021年に導入する予定であることを認めた。
【画像】新型キャデラック・エスカレード【実車の写真も】 全65枚
セダン・モデルの「CT5スポーツ」も、同年中に日本市場へやってくる見込みだ。
2モデルに共通する新技術として注目されるのが、先週に米GMが発表した第4世代のマグネティック・ライド・コントロール。
「世界最速の反応速度を誇るサスペンション技術であり、高い応答性を発揮する」と説明されている。
具体的には、ダンパーの応答性が最大45%向上されたことで、荒れた路面からの振動を素早く抑え、「エスカレード」「CT5スポーツ」、さらに「CT4-V」「CT5-V」の走行性能を高めることになる。
マグネティック・ライド・コントロールは、電磁石とショックアブソーバー内の磁性流体を組み合わせたアクティブダンピング・システムで、サスペンション自体が路面変化を読み取り、減衰力の強さ(減衰率)を絶えず変化させていく。
最新マグネティック・ライド・コントロールとは
各ホイールに装着された新開発のホイールハブ加速度センサーは、1/1000秒単位の反応速度で路面状況を把握。
車両の動きに対する感度を向上させたIMU(慣性計測ユニット)とともに、従来システムの4倍の速さで路面状況の変化を伝達・処理する。
流体内の磁力を変化させることで、ダンパーの減衰力を瞬間的に、そして滑らかに自然に変えるのだ。
これによって、路面変化や急カーブに対するレスポンスを向上。タイヤと路面の接触を最大化することによって、正確なドライビングが可能になる。
また、新しい磁束制御は、ダンパーのリバウンド/コンプレッションが切り替わる際に、一貫性のある正確な遷移を可能に。車両の動きを感知してコントロールするシステムの能力が向上している。
2002年の登場以来、本システムは今回最も大きなアップデートを迎えることになった。
新型エスカレード、2021年モデルのCT5スポーツへの搭載に向けて、センサー、制御用ハードウェア、ダンパー、車両のチューニングなどを含む従来のシステムのほぼすべてが、新世代マグネティック・ライド・コントロールの開発のために再検討されたという。
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みんなのコメント
でもキャデラックは「右ハンドル用意しません」の開き直り方針だし、日本では相変わらずの超ニッチでしょうね。
好き者だけ相手にするなら、正規輸入要らないじゃんとすら思うが。
いかんせん乗ってる方々が。。。