ウイリアムズのジョージ・ラッセルは、12月3日(火)、4日(水)の合同ポストシーズンテストに引き続きメルセデスのF1マシンをドライブ。8日(日)と9日(月)の2日間にわたり、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットでピレリの18インチF1タイヤをテストした。走行距離は、2日間合計で200周以上に及んだ。
2021年シーズンから、F1のホイールリム径は現状の13インチから18インチに変更されることになっている。F1タイヤの公式サプライヤーであるピレリは、そのためのタイヤ開発に従事。ルノー、マクラーレン、メルセデスのミュールカー(テスト用に改造されたマシン)を使い、18インチのプロトタイプタイヤを実際に走らせてきた。
■ピレリ、2021年用18インチタイヤの初テストを完了。2日で213周を走破
今回アブダビで行なわれたテストで走行を担当したのはメルセデス。ラッセルがステアリングを握り、晴天に恵まれたこともあって初日に100周、2日目には118周を走った。これで2021年用タイヤ開発テストの年内のプログラムが全て完了したことになる。
9月にはルノーがセルゲイ・シロトキンのドライブで、このプロトタイプタイヤをポール・リカールで走らせている。この時の周回数は213周だった。また11月にはカルロス・サインツJr.とランド・ノリスがドライブするマクラーレンのマシンが、同じポール・リカールで18インチ用タイヤを履いた。この時はそれぞれのドライバーが100周以上の走行をこなしている。
なお18インチタイヤのテストは2020年にも引き続き行なわれる予定で、25日間のテスト日程が組まれている。このテストは、全10チームが交代で担当する予定だ。そして最終戦アブダビGP後の合同テストで、最終的な2021年用タイヤを各チームが使うことになる。
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