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マクラーレンCEOのザク・ブラウン、”元パートナー”のホンダを祝福「F1にとっても良いことだ」

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マクラーレンCEOのザク・ブラウン、”元パートナー”のホンダを祝福「F1にとっても良いことだ」

 今年のF1も、いよいよ最終戦アブダビGPを迎えた。

 昨年まで苦しいシーズンを過ごしてきたマクラーレンは今季躍進。2014年以来の表彰台獲得もあり、第20戦ブラジルGPまでに140ポイントを稼いでランキング4位を確定させている。

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 しかし391ポイントを稼ぎ、ランキング3位を決めているのは、レッドブルである。レッドブルは今季からホンダ製パワーユニットの搭載をスタート。3勝と2回のポールポジションを獲得した。

 2015年、ホンダがF1に復帰した時のパートナーはマクラーレンだった。その関係は3年間続いたものの、表彰台の獲得には手が届かなかった。その結果、2017限りで両者は袂を分かち、ホンダはトロロッソを、マクラーレンはルノーを、それぞれ新たなパートナーとして迎えた。

 躍進したとはいえ、元パートナーであるホンダに先を行かれることになってしまったマクラーレン。同チームのCEOであるザク・ブラウンは、アブダビGPの金曜会見に出席した際、次のような質問を受けた。

「ザク、あなた方のチームはチャンピオンシップで4位を確定させました。しかし、レッドブルはあなた方が拒否したエンジン(ホンダ)を使って、ランキング3位になった。これについてあなたはどう感じていますか? 後悔はありますか?」

 これについてブラウンCEOは、次のように語った。

「まず最初に、ホンダにお祝いを申し上げたい。彼らがこのスポーツを続けていくことは、素晴らしいことだ。そして、このスポーツにとってもポジティブなことだと思う」

 ブラウンは、まずはトロロッソとホンダを組ませたことが、この結果に繋がったと考えている。

「そしてヘルムート・マルコを賞賛しなければならないと思う。彼は最初に、ホンダを彼らのBチーム(トロロッソ)に迎え入れるという素晴らしい戦略的な決断を下した。そしてそれがうまくいった。その後、彼らのAチーム(レッドブル)にも(ホンダのPUを)入れた。彼にはクリスチャン(ホーナー/レッドブルのチーム代表)とフランツ(トスト/トロロッソのチーム代表)というふたりの優秀な補佐官がいるんだ」

「彼らは今では複数のレースに勝った。彼らにとっても良いことだし、このスポーツにとっても良いことだと思うよ」

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