2017年10月19日、アウディはモデルチェンジしたA7スポーツバックを発表した。ドイツでの販売は2018年2月末に始まる予定で、ベース価格は6万7800ユーロとなっている。
新型A7スポーツバックはA8で導入された、アウディの新しいデザイン言語に基づいて造形されている。シングルフレームグリルはA8よりも低く幅広くなり、スリムなヘッドライトや低く伸びたボンネットが特徴となっている。ヘッドライトには3つの仕様を用意。中間とトップグレードには細い枠で仕切られた12個のLEDライトを、最上級仕様にはアウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトが用意されている。ボディサイズは全長4969mm、全幅1908mm、全高1422mm。ホイールベースは2926mmとなっている。
アウディ の自動運転車両「ジャック」はアウトバーンを高度自動運転走行 動画あり
リヤには120km/hで作動する電動スポイラーを装備。テールランプはそれぞれ13個ある縦型ライトセグメントで構成されている。ヘッドライトとこのテール羅符は、ロック/アンロック時にアニメーションプレイが展開されるようになっている。ボディカラーは8つの新色を含む15色を用意している。
インテリアはドライバーに向けて角度が付けられたセンターコンソールが、グランツーリスモとしてのキャラクターを強調。上下ふたつあるディスプレイには、指先で操作できるMMIタッチレスポンスコントロールシステムと、ボイスコントロールが採用されていて、ボタンやスイッチの代わりに操作はここで行なうようになっている。上部の10.1インチディスプレイはインフォテインメント、下部の8.6インチディスプレイは空調や文字入力が行なえる。またヘッドアップディスプレイも設定されていて、これを搭載すると重要な情報をウインドウに映し出すことが可能。またMMIナビゲーションプラスを選択すると、12.3インチディスプレイを備えたアウディ・バーチャルコクピットが装着される。
機能面ではマイルドハイブリッドシステムの採用が大きなポイントとなっている。リチウムイオンバッテリーとベルト駆動式オルタネータースターターはブレーキング時にエネルギー回生を行ない、55~160km/hで走行しているときには、フリーホイーリングモードとしてエンジンを止め、コースティング(惰性走行)することができるようになっている。さらにスタート/ストップ機能も22km/h以下の速度で作動可能。エンジン再スタートはフロントカメラによって前車の動きを確認しながらの、予測始動ができるようになっている。搭載されているエンジンは3.0L V6TFSIだが、販売後しばらくしてから別の6気筒エンジンと4気筒エンジンが追加されることになっている。
そのほかダイナミックオールホイールステアリングという4輪操舵システムの採用もトピックのひとつ。ステアリングギア比は速度に応じて可変制御され、後輪は最大5°の範囲で操舵を行なうことで、市街地や駐車の際の取り回し性を改善。また60km/h以上で走行している場合には、後輪は前輪と同じ方向に操舵され、直進性や車線変更時の操縦安定性を向上させる。さらにアウディAIリモートパーキングやリモートガレージパイロットを含むAudi AIシステムも2018年中に搭載される予定。アダプティブクルーズコントロールやアダプティブドライビングアシストなど、すべてのドライバーアシスタントシステムは制御メカニズムが進化している。
アウディ公式サイト
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
全長3m級で470万円!? 「小さな超高級車」がスゴかった! “匠”が仕上げた「豪華すぎ内装」採用! 日本でも販売した「老舗ブランド」の激レア車とは
「自動車税」そろそろ来た? “恐怖の手紙”「納税通知書」の季節… もし支払わないとどうなる? 早めに処理したい理由とは
「あれ、使われてるの?」 山道に現れる「緊急退避所」は昭和の遺物なのか そもそもどんな仕組み?
空港と旧空港を直結!? さらに「西日本随一のフェリーターミナル」へ 北九州の海沿い快走路 5月部分開通
軽でも「大人4人」寝れる? どこでも「車中泊」可能なクルマあった! 家族でも1人でも…!? 実は身近な「キャンピングカー」とは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?