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【パフォーマンス版】新型プジョー308、大胆な外観に 300psのPHEV 四輪駆動 2022年発売へ 欧州 

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【パフォーマンス版】新型プジョー308、大胆な外観に 300psのPHEV 四輪駆動 2022年発売へ 欧州 

次世代プジョー308

text:Mark Tisshaw(マーク・ティショー)

【画像】プジョー308、ホンダ・シビック・タイプR、VWゴルフR、ルノー・メガーヌRS、メルセデスAMG A 35【ライバル比較】  全49枚

プジョーは、2022年に、まったく新しい次世代308を投入する。

新しいPSEパフォーマンス部門のもと、そのラインナップにハイブリッド・ホットハッチが追加される。

2014年に発売された現行308は、新しいデザインでプジョーのラインナップの変革をけん引してきた。

現在、より大胆なスタイルの3008が、5008、208、2008と共にそれに続いている。

2021年末に発表、2022年に発売が予想されている次期型308は、再びプジョーの新時代の基礎となるだろう。

プラットフォーム

新しいモデルには、現行308を含む、12を超えるグループPSAのモデルに使われている、EMP2プラットフォームの更新バージョンが採用される。

これまでのPSAの戦略では、EMP2のプラグインハイブリッドモデルと、小型のCMPの電動モデルが、既存のガソリンおよびディーゼルと並んで提供されてきた。

308のメインモデルは、プラグインハイブリッド・ドライブトレインが搭載できるよう設計されており、1.6Lのガソリンエンジンと、電気モーターを組み合せ、前輪を駆動する。

これは唯一のPHEVモデルではなく、現行3008 PHEVと同様、リアアクスルに電気モータを追加した四輪駆動も提供される。

フォルクスワーゲン・ゴルフRのような、スポーティなシャシーと、アップグレードされたスタイリングが採用され、300ps以上を出力する、ホットハッチとなる。

プジョー・スポール・エンジニアード(PSE)

308ホットハッチは、同社の新しいプジョー・スポール・エンジニアード(PSE)サブブランドのモデルとなる。

そのバッジは、今秋に発売される、508のレンジトップモデルのパフォーマンスバージョンに、最初に付けられる。

プジョーのCEO、ジャン・フィリップ・アンパラトは、AUTOCARに対し、508 PSEが好評を得た場合、「3008やほかのモデルに」適用できると語っている。

アンパラトは、このモデルが「スポーティカー・ラインナップの大きなチャンス」を生み出すととらえており、PSEプロジェクトが「電気自動車への変革」の重要な役割を果たすと述べている。

GTiバッジは、208以外のプジョーモデルでは使用されないが、英国限定で、プジョースポーツを電動パワートレインのみに切り替えるという計画の一部として、純粋な電動バージョンに使用される可能性がある。

次の308シリーズには、5ドアハッチバックとエステートバージョンが再び提供されるが、収益性の低いクーペは含まれていない。

「個人的には好きなクルマですが、ほかに3つの優先すべき計画があります」と、アンパラトは述べ、電動モデルに加えて、5Gコネクティビティと自動運転モデルの開発を挙げている。

メルセデス・ベンツGLAが成功したように、308のクロスオーバー・バージョンは、プジョーにとっても大きな可能性を秘めている。

同じくPSAブランドであるDSは、独自の新しいハッチバックとクロスオーバー・バージョンを計画しており、308と、より大型の3008 SUVの間に位置するモデルとして、年末に発売する予定となっている。

パワートレイン

更新されたガソリンおよびディーゼルエンジンが、プラグインハイブリッドと共に提供される。

ほかのメーカーが廃止を決定する中、プジョーは、ディーゼルを継続しており、新しい208スーパーミニおよび、2008クロスオーバーモデルでも提供している。

アンパラトが、昨年オートモーティブニュース・ヨーロッパとのインタビューでほのめかしたように、308の電動バージョンの可能性もある。

「まずは、プラグインハイブリッド、その後、純電動モデルが提供されるかもしれません」

「内燃エンジンから電動モデルへの切り替えをスムーズに行うため、コンパクトと中型モデルには、プラグインハイブリッド・ドライブトレインが搭載されます」とアンパラトは述べている。

308のスタイリング

308は、最近のほかのプジョーモデルの大胆なスタイリングが、ベースとなっている。

アンパラトは「デザインを最優先しました、それによりブランドイメージが回復します」
と述べ、プジョーのカムバックの成功について説明した。

スタイル主導のインテリアは、新しい3008および508に採用されている、プジョーのiコックピットデザインの更新バージョンで継続される。

プジョーは、苦戦している英国マーケットで、308の販売成功に期待をかけている。

「このモデルは2014年にカーオブザイヤーを受賞しており、ヨーロッパで大きな成功を収めましたが、英国ではそれほど強くありません」とアンパラトは語る。

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