白ナンバートラックの飲酒対策はなぜザルなのか 八街事故 課題多い政府緊急対策

同じ「運送業」でも、飲酒対策には偏りがあった

　千葉県八街市で発生したトラックによる下校中の小学生5人の死傷事故。飲酒が原因だったことがわかり、今なお日常的な飲酒運転の実態が浮き彫りになりました。菅義偉首相も出席した2021年8月4日（水）の関係閣僚会議では緊急対策が取りまとめられましたが、そこでわかった問題点を解説します。

　飲酒運転を効果的に減少させるために、行政は職業ドライバーを中心に対策を講じてきました。繰り返し悲惨な事故が起きているからです。それにも関わらず、6月28日に起きた千葉県八街市の事故原因も、運送会社勤務の運転者による飲酒でした。

Comments

白か緑で話してもあまり意味がない。
緑ナンバーでもアルコールチェックや点呼を行っていない運送会社は結構あります。

トラックはもちろん、もうこれからのクルマには安全装備としてアルコール臭がするとエンジンやスイッチが起動しない装置の導入が必須となるね。