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フェルスタッペンがスプリントPP獲得。ルクレール&ハミルトンが肉薄も、最速譲らず。角田裕毅はSQ1で2回目のアタックに間に合わず……痛恨19番手|F1アメリカGPスプリントシュートアウト

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フェルスタッペンがスプリントPP獲得。ルクレール&ハミルトンが肉薄も、最速譲らず。角田裕毅はSQ1で2回目のアタックに間に合わず……痛恨19番手|F1アメリカGPスプリントシュートアウト

 F1アメリカGPのスプリントシュートアウトが行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがこの後行なわれるF1スプリントのポールポジションを獲得した。

 気温32度、路面温度36度というコンディションで始まったアメリカGPのスプリントシュートアウト。この日も大勢の観客がサーキット・オブ・ジ・アメリカズに詰めかけた。

■フェルスタッペン、ポール逃したトラックリミット違反を説明。それでも余裕?「日曜日がもっと楽しくなる」

■SQ1

 新品ミディアムタイヤの使用が義務付けられているSQ1では、セッション開始から1分が経過したところで各車がコースイン。約半分のマシンはコースインのタイミングを少し遅らせることになった。

 まずはメルセデスのルイス・ハミルトンが1分36秒402を記録。これがターゲットタイムとなったが、フェラーリのシャルル・ルクレールが1分36秒302で首位に、チームメイトのカルロス・サインツJr.がこれに次ぐ2番手につけた。初日から好調のアルピーヌのエステバン・オコンやメルセデスのもう1台であるジョージ・ラッセルもハミルトンのタイムを上回った。

 予選ではトラックリミット違反に泣きポールポジションを逃したフェルスタッペンは、やはりというべきか速さを見せ、1分35秒997でフェラーリ勢を上回って首位に立ち、ピットに戻った。

 ルクレールはピットには戻らずに2回目のアタックに挑みタイムを縮めたが、フェルスタッペンには0.002秒届かず。ただこのアタックは、ラッセルに進路を邪魔されてのモノだった。

 結局フェルスタッペンが、2度目のアタックを行なわずに悠々とSQ1を突破。2番手にはルクレールがつけた。これに続く3番手には、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが入った。

 初日の予選で苦労したアストンマーチン勢は、フェルナンド・アロンソが7番手、ランス・ストロールが12番手でSQ1を突破。このところ好調が続いているマクラーレンは、ランド・ノリスが10番手、オスカー・ピアストリが14番手と、最近の勢いが感じられないSQ1の結果となった。

 アルファタウリ勢は怪我からの復帰戦を戦っているダニエル・リカルドが15番手でSQ1を突破した一方、角田裕毅はチームからの指示が悪かったか、2回目のアタックに入る寸前にチェッカーフラッグが振られてしまい、結局1回しかタイムを計測できず、19番手でSQ1敗退となってしまった。

 この他ハースの2台、アルファロメオのバルテリ・ボッタス、ウイリアムズのローガン・サージェントがSQ1で敗退となった。

■SQ2

 続いて行なわれたSQ2も、新品ミディアムタイヤを使わなければならない。

 その開始直後、フェルスタッペンがSQ1のタイムを一気に0.8秒ほど更新する1分35秒181をいきなり記録。フェラーリ勢2台がこれに続いた。SQ1では下位に沈んでいたマクラーレン勢も、フェラーリ勢と遜色ないペースを記録し、上位につけた。

 半数のマシンはコースインを遅らせ、SQ2後半での1アタックに賭けた。またSQ1とは異なりレッドブル勢が最初のアタックの後もコースに留まって周回を重ねる一方、フェラーリ勢は一旦ピットに戻って仕切り直した。

 SQ2後半、フェルスタッペンはアタック中にスピンを喫してしまう。幸いにもマシンにダメージを負うことはなかったようだが、そのままピットに戻ることになった。

 ただフェルスタッペンの1回目を超えるタイムを計測するマシンはなく、SQ1に続き首位でSQ2を終えた。以下フェラーリ勢2台、ノリス、ペレスらが順当にSQ3に駒を進めた。

 リカルドは最後の最後に渾身のアタックを披露したが、10番手アルボンに0.031秒届かず11番手でSQ2敗退。アストンマーチン勢はアロンソ12番手、ストロール14番手でここで姿を消した。またアルピーヌ勢はピエール・ガスリーがSQ3に進んだ一方、エステバン・オコンは13番手で脱落。アルファロメオの周冠宇が15番手だった。

■SQ3

 SQ3はソフトタイヤの使用が義務付けられ、8分間で行なわれた。ただ各車とも1アタックに賭けるためか、なかなかコースインせず。残り5分を切ってようやくコース上が賑わい始めた。

 先頭のアタックラップに入ったのはフェルスタッペンで、前日の予選よりも速い1分34秒538を記録。マクラーレンのノリスがセクター1で、ピアストリがセクター3で全体ベストとなる速さを見せたが、フェルスタッペンには届かなかった。

 ルクレールもセクター2で最速をマークしフェルスタッペンに迫ったが、僅か0.055秒届かずに2番手止まり。最後尾付近でアタックを行なったハミルトンも、0.069秒フェルスタッペンに届かず3番手だった。

 マクラーレン勢がノリス、ピアストリの順で4番手5番手、以下サインツJr.、ペレス、ラッセル、アルボン、ガスリーと続いた。

 この後F1スプリントは、日本時間の10月22日(日)の午前7時にスタートする。

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みんなのコメント

1件
  • wat********
    マックス忖度が過ぎる
    シュートアウト2の 11コーナー立ち上がりで、完全にトラックオーバーしているのにスルーされた
    それが証拠に 出なくてもいいのに再アタックして、スピンしている
    そしてシュートアウト3の 19コーナーを抜け、またギリギリオンライン?三笘ならぬ、タッペンの1ミリw
    レースはともかく 一発はルクレールのものだった
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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