アウディの電動化戦略の是非を占う、キーモデル
近年、アウディが積極的に導入を進めているピュアEV「e-tron」。そのシリーズ第3弾となる「Audi Q4 e-tron(アウディ Q4 e-tron) 」がオンラインイベントにて世界初公開された。
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4月14日に実施されたオンラインイベントでは、AUDI AGのマルクス・ドゥスマンCEOが、俳優のレジ=ジーン ペイジなど数人のゲストと共にQ4 e-tronを紹介。その後、デザイン部門の責任者であるマーク・リヒテなど数人の開発陣がQ4 e-tronの詳細を解説し、このモデルを軸に今後進めていく電動化戦略において、Q4 e-tronがいかに重要なモデルであるかを説明した。
本格普及を念頭に開発された、量販BEVとして期待
その内容を搔い摘むと、Q4 e-tronはアウディがコンパクトセグメントに初めて導入する電気自動車であり、先駆的なデザインや最先端のディスプレイテクノロジーに加え、広々とした室内空間を持つ実用性に優れるモデルであるという。すでに「e-tron SUV」や「e-tron Sportback」が市販化されているが、Q4 e-tronはさらに多くの顧客に向けたピュアEVとして設計開発されており、アウディはこのモデルの登場を皮切りに電動化攻勢を強めていく意向を持っていることを改めてアピールしていた。
大容量バッテリーモデルは、最大520kmの航続距離を達成
モデルラインナップは、2種類のバッテリー容量と3種類の駆動バージョンが用意される。「Q4 35 e-tron」と「Q4 40 e-tron」は後輪駆動モデルで、前者は52kWhのコンパクトなバッテリーを搭載するベーシック仕様、後者は77kWhの大容量バッテリーを搭載する標準仕様。Q4 50 e-tron quattroは4輪駆動システムを採用し220kW(299ps)の最高出力を発揮する上級モデルという位置づけになる。
全モデルとも十分な航続距離を確保していることが特徴で、中でも後輪駆動のQ4 40 e-tronはWLTPサイクルの基準で最大520kmの航続距離を達成している。充電能力に関しても理想的な条件下ならばわずか約10分で約130km(WLTP)の走行が可能。日本国内を含めて世界展開を進めているe-tron充電サービスを利用すれば「充電の手間や敷居を大幅に削減することも可能」とアウディは主張している。
アウディ Q4 e-tronのリリース時期は、ヨーロッパでは2021年6月を予定。日本国内への導入時期は明らかにされていないが、先行するアウディのピュアEVの国内展開のスピードからすると、そう遠くない時期に国内でもその姿を見ることができそうだ。
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みんなのコメント
後は価格とブランドイメージがどう働くかだ。
日産には頑張って欲しい。押しまくられている国産メーカーの中で唯一国際競争力のあるBEVだし。トヨタは2025年までお預けらしい。市場の動向様子見と、社内の売れているHV派への調整と、電力制御などまだ実績が少ない事もあるのだろうが。
BEVだけが突出技術ではないのだろうが、ゲームチェンジのタイミングを見誤るとかつてのGMなどビッグスリーのようになりかねない。