F1タイヤサプライヤーのピレリF1が、イギリス・シルバーストンでの2022年用18インチタイヤ開発テストを開始した。7月20日、21日の2日間にわたって行い、レッドブル・レーシングが初日、アストンマーティンとハースは2日とも走行を行う。
ピレリは、来年導入される新タイヤ開発のため、今年10回のテストをチームの協力のもとで行うことを決めている。今回は3チームが、テスト用に改造した旧型車でプロトタイプのスリックタイヤのデータ収集にあたる。
2022年導入の次世代F1マシンが初披露。バトル活性化が期待される革新的デザイン
初日のみ参加のレッドブルは、リザーブドライバーのアレクサンダー・アルボンを走らせた。アルボンはショートランとロングランを繰り返して周回を重ねた。走行を終えたアルボンは「最高のテストデーだった。シルバーストンをF1カーで走ると、思わず笑顔になるんだ」とコメントしている。
アストンマーティンからはセバスチャン・ベッテルが参加、一日のなかで110周を走行した。水曜にはランス・ストロールがテストを行う。
ハースは初日はニキータ・マゼピン、2日目にミック・シューマッハーを走らせるプラン。マゼピンは合計110周を走りこみ、自身のプログラムを終了した。
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