フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1レースディレクターであるチャーリー・ホワイティングが水曜日の夜に急死したことに、大いにショックを受けていると語る。
水曜日、ベッテルとホワイティングは、アルバートパーク・サーキットのピットレーン出口で出会い、サーキットの最初のセクションを並んで歩いた。コースの状況を点検しながらだ。
■F1界全体から、チャーリー・ホワイティングの死去を惜しむ声
しかし木曜日の朝、ホワイティングが急死したことが明らかとなった。ベッテルは当初、その知らせを信じられなかったという。
「誰もがそうであるように、僕も同じくらいショックを受けたと思う。特に僕は、昨日彼と話をし、そして最初の2~3つのコーナーを一緒に歩いたんだ」
そうベッテルは語った。
「彼がそこにいないということを、受け入れるのはとても難しいことだ」
「僕は長いこと、彼のことを知っている。レギュレーションや、その他の取り決めがそこにある。そして彼は、それを我々に仲介する役割だった」
「誰でも、いつでも、彼に尋ねることができた。彼は誰に対してもオープンだし、そしてそのドアはいつも開かれていた。彼はレーサーだったし、とても良い人だった」
ウイリアムズからF1復帰を果たすロバート・クビサも、水曜日にベッテルやホワイティングと同じタイミングでコースウォークに出た。しかし、彼らふたりを邪魔しないようにしたという。
「それは実に厳しい知らせだ」
そうクビサは語った。
「昨日、僕はセバスチャンがチャーリーと共に歩いているのを見た」
「金曜日のドライバーズブリーフィングで、彼に会うはずだった。だから僕は、彼らを邪魔しないことにしたんだ」
「彼(ホワイティング)は、F1のアイコンのような存在だった。それはF1に限ったことではない。セブが言ったように、彼はレーサーだった。しかしその一方で、レギュレーションの全てを遵守する立場だった。そして、彼は本当に親切な人だった。とても悲しい瞬間だ」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、最近行われたスチュワードの集会で、ホワイティングと共に過ごした。
「僕はジュネーブで彼と会い、1日を共に過ごした。そして、多くのことを話し合ったんだ。だから、今回のことはとてもショックだった」
そうフェルスタッペンは語る。
「会場を後にする時、僕は彼に『オーストラリアで会いましょう』と言ったんだ。だからこのニュースを聞いた時、とても信じられなかった。まだ66歳なのに」
「毎日、そして毎朝目覚めることを、感謝しなければいけない。そして人生を楽しまなければいけない。F1だけではなく、人生のその他のことについてもだ」
「現時点で最も重要なことは、彼の家族や友人、そして親しい人たちのことを想っているということだ」
世界王者のルイス・ハミルトンも、ホワイティング急死に際して「ショックを受けた」と語った。
「この悲しい知らせを聞いて、僕は本当にショックを受けた。僕の想いや祈りは、彼の家族と共にある」
「彼がこのスポーツのためにしたこと、そして彼の献身的な働きを考えれば、トト(ウルフ/メルセデスのチーム代表)が言ったように、彼はF1の柱のような存在だった。スポーツ界において、象徴的な姿だった。彼の安らかな眠りを祈っている」
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