Apple Original Filmsの支援を受け、ブラッド・ピット主演のF1ハリウッド映画プロジェクトが進められており、2023今年のF1イギリスGPではその撮影が行なわれている。
シルバーストン・サーキットには“11番目チーム”として「APXGP」のガレージが登場し、劇中に登場予定のマシンがお披露目された。
■“11番目”のF1チームがイギリスGPに初登場! ブラッド・ピット主演ハリウッド映画の撮影が開始
このマシンは週末を前にコース上を走行済みだが、実際のF1マシンとはどれだけ似ているのだろうか?
APXGPのマシンは、F1直下のFIA F2で使用されているダラーラ製マシンを流用し、2022年からF1に導入されている現行テクニカルレギュレーションに沿ったデザインに改造が施されている。この改造にはメルセデスが全面協力しており、往年のロータスやリッチエナジー時代のハースを思わせるブラック&ゴールドのマシンには、メルセデスAMG F1チームの実際のスポンサーであるIWCやトミーヒルフィガーなどのロゴが掲出されている。
技術的な観点から見ると、本来F2マシンはF1マシンよりも全長が約400mm短い。不足分を補うために、APXGPのマシンはノーズコーンが前方に延長され、フロントウイングのフラップが結合されている。また、ホイールベースが延長され、フロントウイングのエンドプレートからフロントタイヤまでの距離が長くなっているが、実際のF1マシンよりは若干全長が短いようだ。
簡素化されているとは言え、ダウンウォッシュ型のサイドポンツーンや、ボディーワーク上面の冷却ルーバーなど、2023年シーズンのデザイントレンドも見受けられる。
F2マシンは現行F1マシンと同様、下面にダウンフォースを稼ぐためのベンチュリトンネルが設けられているが、フロア前方のエッジ部分はかなり小さなモノとなっている。とはいえフロントやサイドからもフィンやストレーキが見えた状態となっており、F1マシン”っぽい”印象が強くなっている。
さらにエンジンカバーは段差のような膨らみがつけられており、ウイリアムズ『FW45』をはじめメルセデス製パワーユニット搭載車に比較的見られるようなデザインとなっている。エンジンカバー上部にはシャークフィンが設けられ、エキゾーストは中央1本出しとなっている。
リヤは2022年仕様となっており、空力効率を意識したリヤウイングのメインプレーンやビームウイングの存在が、細部へのこだわりを高めている。
さらによく見ると、フロントウイング翼端板上部にはタイヤセンサーを模した小さなフェアリングがあり、フロアのリヤにはたわみを抑制するために使用されているステーを模した金属製のロッドがフロアから伸びている。
こうした細部へのこだわりが施される一方で、APXGPのマシンにはF2マシンの全幅の短さが据え置かれている。F2マシンの幅はF1マシンから100mm短く、正面からAPXGPのマシンを見るとわずかに幅が狭く見える。
APXGPのシャシーは指定された構造要素などを維持する必要があったため、F1用のワイドなピレリタイヤを履くように改造することはできず、リヤには幅が約55mm狭いF2仕様のピレリタイヤが装着されている。
APXGPのマシンを開発した人たちからすれば、これらは想定内の制約。マシンをF1のように見せるという点では称賛に値するだろう。ただ、本当にF1マシンのように見えるかどうかは、APXGPのマシンが20台のホンモノと並んでグリッドに並んだ最終的な映像で本当の評価が下されるだろう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
CARTが題材の映画「ドリヴン」のキャッチコピーが「時速400キロのエクスタシー」
この映画のキャッチコピーは何のエクスタシーになるんだろ?