メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、50回目の誕生日を1月3日に迎えたミハエル・シューマッハーについて、メルセデスがF1で大きな成功を収める礎を築いたと考えている。
2006年限りで一度F1を引退したシューマッハーだが、2010年に現役復帰。ブラウンGPを買収し、ワークス参戦を開始したメルセデスに加わった。
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しかし3年間の参戦で表彰台獲得は2012年ヨーロッパGPでの3位が一度のみ。7度のタイトル獲得を誇るシューマッハーは再びその強さを発揮することなく、2度目の引退を選んだ。
メルセデスはシューマッハーに代わり、ルイス・ハミルトンを獲得。2014年にV6ターボエンジン&ハイブリッドシステムの”パワーユニット”が導入されると、F1を支配。2018年までダブルタイトルを5連覇している。
「ミハエルは、我々が過去5年間で収めてきた成功を”創った”ひとりだ」とウルフは語った。
「彼のようなドライバーは他にはいない。彼の豊富な経験が我々チームの発展に多大な貢献をした」
「彼がF1に復帰した時、彼は決定的な役割を果たしたんだ。彼は将来的に成功を収めるための基礎を築いた人々のうちのひとりだった。彼が我々のためにしてくれたことにとても感謝している」
ウルフがチームを率いるようになったのは、シューマッハーがチームを離脱した直後の2013年からだった。ウルフは、2012年のあるフライトで、シューマッハーと会った時のエピソードを明かした。
ウルフは飛行機の中でシューマッハーとバックギャモンで対戦したのだという。
「彼は最初の2ラウンドで私のことを粉砕したんだ。私が大スターに夢中だったからね」
「結局プレーはやめて、フライト中ずっと話をしていた。僕たちは誠実に、本当に素晴らしい会話をした。着陸する時には、彼のことを以前よりもずっとよく知れたように感じた」
シューマッハーは2013年末のスキー事故で頭部に重度の外傷を負い、それ以来治療を続け、公の場には姿を現していない。
シューマッハーの家族は、彼の50歳の誕生日に合わせるように、彼の状況について新たな情報を発信した。
「私たちは、彼の勝利や彼の記録、彼の換気を思い出し、祝いたい」
「彼が最善を尽くしていることを信じてください。私たちがミハエルの願いを守り、彼の健康という取り扱いが難しい問題を、これまで通り秘密にしていくことをどうか理解してください」
「同時に、私たちはあなた方の友情に感謝し、あなた方の2019年が健康でハッピーなものになることを祈っております」
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