コムトゥーユー・レーシングのアストンマーティン・バンテージAMR GT3をドライブしてスパ24時間レースを制したニッキ・ティームはチームの勝利を称賛し、コ・ドライバーのマルコ・ソーレンセンは「運」も味方についたと認めた。
■勝利を逃したフェラーリには「本当に同情する」
停止車両にスタックし勝利を失ったフェラーリ296 GT3「行き場はなかった」とピエール・グイディ/スパ24時間
ティーム/ソーレンセン/マティア・ドルーディのトリオは、6月29~30日にベルギーのスパ・フランコルシャンで行われた耐久レースの100周年記念大会で優勝。荒れた混合コンディションのレースの末、今季から投入されている新型アストンマーティン・バンテージGT3にとって初のメジャー耐久レースでの勝利を達成した。
これは、終盤レースをリードしていたAFコルセの51号車フェラーリ296 GT3のアレッサンドロ・ピエール・グイディが最後のピットストップでランボルギーニ・ウラカンGT3 EVO2に進路を阻まれ勝利の可能性を逃した後、達成された優勝となった。
「僕らは実際、トラックの中で(51号車の停止とは)別のものを見ていたんだ」とティームは語った。
「彼らには本当に同情する。もちろん、彼らにかける言葉もない」
「あの位置に立つなんて僕には想像もできなかったけど、ここに来てついに僕らは歴史を作った。完璧な仕事をしたと思う。みんながすべてをやってくれた」
「ピットストップで戦略上、致命的に時間をロスすることはなかった。このクルマとチームで全力を尽くしたんだ」
一方、ソーレンセンは、フェラーリとBMW M4 GT3の強さ、特にドライコンディションでの強さを指摘し、アストンはレースで3番目に速いクルマだったと認めた。
「これ以上のことはできなかったし、結局はペースの問題だった」と彼は語った。
「彼らに追いつくペースがなかった」
2番目に速いクルマだったと感じたかと聞かれると、ソーレンセンはこう答えた。「そんなことは言えない。BMWが上位にいたので、実際に彼らが語ったことには同意できない。彼らはものすごく速かった」。
「誰も完全に完璧なんてありえないが、序盤には本当に良い判断ができた。スリックタイヤを履いて、おそらく望んでいたよりも少し長くコースに留まらなければならなかったにもかかわらずだ」
「でも、最終的にはそれが功を奏した。完璧にフィットしたからだ。その後、ニッキーをクルマに乗せるときは雨が降り初めて完全にウエットへと移行した。だから、その点に関して僕らは間違いなく本当に良い判断を下したんだ」
「ただ、夜間に時間をロスしたこともあった。雨は止むだろうと思っていたが、その後も降り続けた。そこで貴重な数秒を失ったけど、状況は変わらなかっただろう」
「このレースでは誰もが何らかの小さなミスを犯したと思うけど、結局はただ走り続けるしかない」
■「クルマにペースがないときにも、どうにかする必要がある」
この勝利は、長年の友人でありチームメイトであるティームとソーレンセンにとって、コ・ドライバーとして初の24時間レースでの勝利となった。
「基本的に僕らは2015年以来、ほぼ毎回同じクルマに乗っている」とソーレンセン。
「2015年以来、僕らはかなり良い成績を収めてきたと思う。基本的に、(WECの)GTEプロでふたつのチャンピオンシップを制覇し、他にもたくさんのことを成し遂げた」
「今回の勝利は、間違いなく上位にランクインする。近年勝てるGTレースの中でも、最大のレースのひとつだ。そのことを実感しなければならない」
「GTワールドチャレンジに出場するという電話を受けたとき、僕とニッキーはマティア・ドルーディがチームメイトになることを知り、間違いなくチャンスがあるだろうと期待していた」とソーレンセンは付け加える。
「繰り返しになるが、ここ(表彰台の頂点)にいるためには明らかにクルマにペースが必要で、それは誰にとっても同じことだ。だけど、クルマにペースがないときにも、どうにかする必要がある。そして、僕らは今日間違いなくそれを実現した」
「もちろん、運もあった。でも、いつもそうだと思うし、それは常に少しは必要なものだ」
「すごく誇りに思う。アストンマーティンにとって素晴らしい成果だと思う。GT時代にこのレースで勝ったことは一度もない。だから、僕らはまた歴史に名を残すことになるね」
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