フィットやN-BOX、遡ればシビックなど「コレは!!」という名車を数多く輩出してきたホンダ。ただ、時に「ん? ちょっと時代先読みしすぎじゃ……」というクルマも多いのも事実。その筆頭がエレメントだ。これ多分今だったのよ投入時期……。
文・写真:ベストカーWeb編集部
ホンダっていつもちょっと早いのよ!! 今こそエレメント投入の時期だったんじゃ
■今中古めっちゃ高いのに……日本って2年しか売らなかったのかよ涙
こんなに開くクルマそうそうないよ!! ああ、また出ないかね……
今でこそ世界的SUVブームだが、エレメントが日本投入されたのは2003年のこと。その1年前に北米で発売されていたモデルが日本にも来たという流れであった。
このエレメントだが、北米で2001~11年まで発売されてたが、日本に至ってはたったの2年足らずで撤退とかなり厳しい結果となってしまったのだ。
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■車中泊にピッタリすぎ!! 今ならバカ売れじゃん絶対
写真のように片側だけ倒すことも可能。もちろん全部倒してベッドとして使うことだってできちゃう
とはいえ、両側ピラーレスかつ観音開きで超絶開放的!! 元々サーファーなどアウトドアユースに振ったクルマだったためシートアレンジも多彩そのもので、簡単にフルフラットになるなど使い勝手もそう悪くなかったのだ。
今なら売れる気しかしないパッケージングながら、時は2003年。今ほど車中泊やアウトドアも盛んではなかったためか、エレメントの持つ武器は日本でさほど受け入れられなかったのだ。
見た目もいいし、内装の使い勝手もいいうえ、当時の新車価格は259万円と今思えば超絶リーズナブルだったのに……。
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■ええ。まだ250万円もすんの!? エレメントの中古市場がヤバい
でもでも、エレメント今中古市場で猛烈に支持されているのだ。販売期間が短かったことからタマ数も少ないかと思いきや100台近く中古車サイトに掲載されており、その価格は一番高いモノで(カスタム済み)250万円!! ドノーマル5万キロ以下の個体も200万円超えとかなり強気のお値段。
やっぱり車中泊も簡単にできるなど、まさにアウトドア!! ってなパッケージングが今にピッタリ!! という裏付けか!? やっぱりエレメント、今出せばよかったんじゃ……。
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