2023年のF1日本GPはレッドブルのマックス・フェルスタッペンの圧勝に終わった。これについてチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンはシンガポールGPでの敗北に気落ちしていなかったため、20秒差で鈴鹿でのレースを制するだろうと事前に話していたと語った。
今年の日本GPは、フェルスタッペンが完全制圧。金曜日から速さを見せ、決勝でも2位となったマクラーレンのランド・ノリスに19.3秒の差をつけ、今季13勝目を挙げた。
■F1分析|角田裕毅、2回目のピットストップを先延ばししたのは、それほど問題ではない。それ以上に疑問なのはアルファタウリのフリー走行でのタイヤの使い方だ!
この結果、レッドブルはホンダの母国で2年連続となるコンストラクターズタイトル獲得を決定。フェルスタッペンも3年連続でのドライバーズタイトル獲得に王手をかけた。
ただレッドブルは、日本GPの前週に行なわれたシンガポールGPで大苦戦。予選ではQ3に進むことすらできず、決勝でも5位が精一杯。今季のレッドブルに初めて土が付き、史上初のシーズン全勝という記録達成は幻となった。
ただそんな敗戦にもかかわらず、フェルスタッペンの気合いは変わっていなかったと、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは明かす。
「(日本GP前の)水曜日に、マックスとパデルテニス(テニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技)をしたんだけど、彼にはちゃんと気合が入っていて、その時から『20秒差でレースに勝ちたいね』と言っていたんだ」
日本GPの決勝終了後、ホーナー代表はそう語った。
「そしてその記録を達成するまで、あと0.7秒にまで迫ったんだ」
「FP1の最初の走行から、ハードタイヤを履いた彼がミディアムやソフトを履いた他のドライバーよりも1.8秒ほど速かったことが分かった。彼は日本GPに完全に集中していたんだ」
「素晴らしいパフォーマンスだった。彼の予選での最後のアタックは、史上最高の予選アタックのひとつに入るはずだ」
「そして決勝では、最高の逃げとはいかなかったけど、リードを守り続けることができ、その後は圧倒的なリードを築いて、レースをコントロールすることができた」
レッドブルがシンガポールで勢いを失ったのは、フロントウイングやフロアのフレキシブル性を封じる技術司令が出された結果ではないかとも言われた。今回のフェルスタッペンの活躍の背景には、その噂をめぐる”騒音”があるのか、あるいは連勝記録が止まったことにあるのかと尋ねられたホーナー代表は、次のように語った。
「彼は純粋なレーサーであり、多くのモチベーションを必要としているわけではない。でも彼は、これまで過ごしてきたようなシーズンを再び取り戻すために、非常に集中してここにやってきたと言っていた」
「今週末のFP1の1周目から、その闘争心が最大限に高まっているのが分かった」
「我々は誰もが、いつかは連勝記録が止まるだろうことは承知していたんだけど、正直少し苛立っていたんだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント