2021インタープロトシリーズ POWERED BY KeePerの第2大会が鈴鹿サーキットで行なわれ、プロフェッショナルレースでは阪口晴南(INGING MOTORSPORT)が第3戦、第4戦共に優勝した。
阪口は7月24日の予選でポールポジションを獲得すると、翌25日の第3戦でも藤波清斗(GARDEN CLINIC RT)からの追撃を抑え切りトップチェッカー。また同日に行なわれた第4戦でも阪口が先頭でレースを進めると、藤波を抜いて2番手に浮上した山下健太(NAVUL)を抑え、2連勝を飾った。
■インタープロト2020が閉幕。最終2レースで連勝の福住仁嶺がチャンピオンに
ポイントランキングでは、第3戦で3位、第4戦で2位に入った山下が52ポイントで首位。阪口がそれを2点差で追いかける形だ。インタープロトシリーズの第3大会は、富士スピードウェイで9月25日、26日に行なわれる。
今回2連勝を飾った阪口は、プレスリリースに次のようにコメント。鈴鹿以外でのコースでも結果を残せるようにしたいと語った。
「正直、鈴鹿に入った時も昨年のようなフィーリングが全然なかったんですが、チームの人とたくさん話し合って、自分も積極的にクルマ作りに参加できました。それもあって予選ではポールポジションを獲得できて、すごく嬉しく思いますし、そこに応えてくれたチームに感謝したいです」
「決勝に関しては、こういう展開になることは予想していたので、そこに色んな対策をして挑んだつもりでした。藤波選手や山下選手のペースが良かったですけど、その中で何とか抑えられて良かったです。特に2レース目の山下選手が速くて『本当にまずいな』と状態でした。あと1~2周あったら、どうなっていたか分からないですね」
「そういう意味で、予選の結果が全てだったかもしれません。2連勝は嬉しいですが、鈴鹿以外で表彰台に乗ったことがないので、もっと頑張らなければいけません。昨年はこの後の富士(第3大会)で良い結果を得られなかったので、次は頑張ります」
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