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【SUV市場に参戦】ミツオカ・バディ、他社とは異なる個性 RAV4が、70sアメリカンに変身 先行予約はじまる

掲載 更新 8
【SUV市場に参戦】ミツオカ・バディ、他社とは異なる個性 RAV4が、70sアメリカンに変身 先行予約はじまる

70年代アメリカ車のイメージ

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

【画像】じっくり見たい、ミツオカ・バディ【細部まで撮影】 全111枚

ミツオカ初となるSUVのミツオカ・バディが、11月26日に正式発表された。

バディのスタイリングは、70年代から80年代のアメリカンSUVのテイストを令和の目線で見事に表現。フロントビューは、RAV4がベースと思えぬ堂々とした仕上がりとなっている。

リアデザインも一新され、縦長のテールランプやクロームメッキのバンパー、リアエンドのブラックパネルも往年のアメリカン・ステーションワゴンを彷彿させる。

車名のバディは英語で「友達」や「相棒」という意味。

バディのコンセプトが「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」と謳われていることからも、相応しい名といえる。

初披露に立ち合った同社の幹部陣は、人気のSUV市場に投入されるバディについて、他銘柄と異なるキャラクターを持つと説明した。

他社のSUVとどう違う?

営業企画本部担当執行役員の渡部稔氏は、「バディは、Tシャツにジーンズでさらっと乗れるSUVを目指しました」と話す。

「輸入SUVはフォーマルで堅苦しい。そのため、(バディは)1970~80年のアメリカン・ヴィンテージのイメージで進めました」

開発課の青木孝憲氏は、「当初はもっとヤンチャでワイルドだったのですが、アメリカン・ヴィンテージの方向性に、日本車が持つ良さを加えて誕生」させたと明かした。

そのうえで、「これまでFRPを使っていた部分を、PPやABS樹脂に変更して、品質を向上させています」と解説。

光岡章夫社長は、同社初のSUVを「弊社として2年前のロックスター以来の新車になります。バディの完成した姿を見るのは今日が初めて、とにかくカッコいいですね。価格も頑張りました。バディと皆さんで一緒に楽しんでほしい」と紹介した。

ミツオカ・バディ 内装/サイズ

バディのベース車両は、前述のとおりトヨタのSUVモデル「RAV4」である。

キャビン部分はそのままだが、フロントセクション、リアスカート、リアゲート部分を新たに作り直してイメージを大きく変えている。

エンジンフードはスティール製だが、フェンダーやバンパー、リアバンパーはポリプロピレン製、クロームメッキのグリルや前後バンパーはABS製で仕上がりと生産性を両立。

パワートレインはRAV4をそのまま受け継ぎ、2.5Lのハイブリッドと、2.0Lガソリン・エンジンを採用。

駆動方式は2.5LハイブリッドがE-Fourと2WD、2.0Lガソリンはダイナミック・トルク・ベクタリング4WDと2WDを設定。

ボディサイズは、全長4730×全幅1865×全高1685mm。RAV4に対し全長が130mm、全幅が5mm拡大されている。

グレードは、2.0Lガソリン仕様が、20ST(4WD/2WD)、20DX(4WD)、20LX(4WD)という構成。

2.5Lハイブリッド仕様は、ST(E-Four/2WD)とDX(E-Four)が用意される。

西海岸風ボディカラーも 価格は?

バディのボディカラーは6色の基本色に、オプションでモノトーンの6色が選べる。

注目したいのは西海岸テイストのツートーンカラーだ。旧き良きアメリカを思わせるバディに似合う6色がオプションで用意される。

また、一押しのオプションが、センターキャップ付きのスティール・ホイール風のアルミホイールだ。

ホワイトレターのタイヤを組めば、往年のアメリカンな雰囲気がより盛り上がる。

価格は、20SE 2WDの469万7000円~ハイブリッドDX E-Fourの589万9300円までとなる。

カタログモデルとして2021年6月から生産開始され、同年は50台の生産を予定。2022年以降は年産150台を予定するという。

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みんなのコメント

8件
  • カッコいいけどアメ車テイストのデザインって派手すぎるから、乗ってて飽きるのが早そう。
  • 既存メーカーの車の外装をカスタムしてメーカーとはこれ如何に?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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