現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 「何が起きたかよく分からない」ルクレール、予選アタック“時間切れ”に首傾げ

ここから本文です

「何が起きたかよく分からない」ルクレール、予選アタック“時間切れ”に首傾げ

掲載
「何が起きたかよく分からない」ルクレール、予選アタック“時間切れ”に首傾げ

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1アブダビGPの予選Q3でラストアタックに向かう際、チェッカーフラッグが振られた後にコントロールラインを通過したため、アタックに入ることができなかった。

 ルクレールはこのアタックに向かうアウトラップで、チームメイトのセバスチャン・ベッテルとカルロス・サインツJr.(マクラーレン)の後ろで待たざるを得ない状況でもあった。 

■「すごく新鮮に感じられる」ハミルトン、“久しぶり”のポール獲得に喜び

「何が起きたか良く分からない」と、ルクレールは言う。

「だけどこれも人生だ。時にはそういうことも起こる。この状況が単なる不運だったのか、それとも僕らが何か他に上手くやる事ができたのかは分からない」

「それは分析するつもりだし、再び起きないように原因を理解しようとしている」

「僕らはラップを完了できなかった唯一のドライバーだ。とても残念だよ」

「最終セクターではみんながスローダウンして、僕はセブの0.2秒後ろでアタックを始める他はない状況だった。できたとしても、タイムを改善することはできず、同じ結果だったろうけどね」

 予選のアタックに向かう際、各ドライバーは最終セクターで前方のドライバーとの車間を調整することが一般的になっている。そしてベッテルもサインツJr.が前にいたためアタックを妥協しなければならず、タイムを改善することができなかった。

「僕は前車とのギャップを4秒ほどにする必要があった。これだと恐らく近すぎるんだ」

 ベッテルはそう語った。

「タイヤはとにかく冷えていて、最初のコーナー進入で既に改善の目を失っていたよ」

「(予選アタックの)順番待ちのクルマが多すぎたんだ」

 ルクレールはベッテルを追い抜くことで大きな混乱を生み出したくなかったと、時間のない中でも彼の後ろに留まった理由を明かした。

「(ベッテルの)後ろに留まっていたけど、かなりキツイのは分かっていた」

「5秒のマージンを持ってアウトラップを始めたんだけど、ターン3から先でマージンの分よりもスローになってしまった」

「残されている時間(が少ないこと)は認識していたけど、セブを追い越したくはなかった。なぜならそれはフェアじゃないからだ。でもこういったこと起こってはならないから、分析する必要があるよ」

 予選の失敗で、ルクレールはランキング3位を争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後ろからスタートすることになった。ルクレールはフェルスタッペンに11ポイント差をつけられているが、逆転に向けてプッシュしていくと語る。

「スタートでは少しリスクを犯すつもりだ」と、ルクレールはレースに向けて意気込んだ。

「チャンピオンシップでマックスの前に出るためにも、僕はリスクをとる必要があるんだ」

「序盤の数周に全てをかける。明日(決勝)失うものは殆どないからね」

「マックスとチャンピオンシップ3番手を争っているけど、僕らは多少なりともサイド・バイ・サイドでレースを始めるだろう。だから明日はエキサイティングなレースになるだろうね」

こんな記事も読まれています

トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
トヨタが「新型モデル」世界初公開! クロスオーバー&SUV 2台同時に! 25年半ばまでに発売!? 「bZ3C」と「bZ3X」中国で登場
くるまのニュース
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
フォーミュラEの改良型マシン『GEN3 EVO』が初公開。4輪駆動化と超高速充電対応で2025年デビュー
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
フォルクスワーゲンが次世代大型電動SUV『ID.CODE』を発表
レスポンス
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
最近、スズキのデザインが尖ってきたワケ「キーワードはGSX-R DNAとプラットフォーム」
モーサイ
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
鉄道はあれど重い荷物にはバスのほうがラクだが……運休!? 空港行きの高速バスで2024年問題を痛感した!
WEB CARTOP
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
全長5m超えのトヨタ「大型バン」登場! 斬新“観音ドア&縦4灯テール”採用!? 特許庁が「新ハイエース」公表、反響は?
くるまのニュース
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
これ全部ベスパ!? 1万5000台による大パレードが行われたベスパワールドデイズ2024
バイクのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
[カーオーディオ 逸品探究]実力ブランド「モレル」の最新ハイエンド機『イレイト カーボン』の魅力に迫る!
レスポンス
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
7代目フォルクスワーゲン パサートは中身の濃い変更が行われていた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
決算期3月は乗用車全セグメントで前年実績割れ!SUVマーケットはどうなっている?(24年3月の軽自動車を含むSUV車販売登録ランキングTOP20)
カー・アンド・ドライバー
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
ホンダが新型「5ドアスポーツクーペ」を世界初公開! 流麗デザイン×斬新ハンドル採用! 25年内に登場予定の新型「GT コンセプト」 北京で初披露
くるまのニュース
グーグルマップの“2台使い”が最適解!? GWの高速道路で大渋滞!「そのまま乗り続けるか次のICで降りるべきか」問題をどう乗り切る?
グーグルマップの“2台使い”が最適解!? GWの高速道路で大渋滞!「そのまま乗り続けるか次のICで降りるべきか」問題をどう乗り切る?
VAGUE
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! タフ顔&高級内装がカッコイイ! アンダー400万円の“充実装備”が嬉しい「GX O」印に登場
くるまのニュース
うおおおお!!  マツダ6の後継が中国で爆誕!?  新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!!  丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
うおおおお!!  マツダ6の後継が中国で爆誕!?  新型セダン[EZ6]超絶カッコいいやん!!  丸テールに内装もハンパない【北京ショー】
ベストカーWeb
FIAスライエム会長が批判にコメント「世論の法廷で有罪判決を受けたかのよう」会員からの支持も強調
FIAスライエム会長が批判にコメント「世論の法廷で有罪判決を受けたかのよう」会員からの支持も強調
AUTOSPORT web
レッドブル育成ハジャルが3日目最速。宮田莉朋は午後3番手/FIA F2バルセロナテスト最終日
レッドブル育成ハジャルが3日目最速。宮田莉朋は午後3番手/FIA F2バルセロナテスト最終日
AUTOSPORT web
ついに[レガシィ]の名が消える…… 2025年春にメイン市場の北米で生産終了! でもアウトバックは生き残る!
ついに[レガシィ]の名が消える…… 2025年春にメイン市場の北米で生産終了! でもアウトバックは生き残る!
ベストカーWeb
スズキ「アヴェニス125」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
スズキ「アヴェニス125」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村