992台のヘリテージ・デザイン初モデル
text:James Attwood(ジェームス・アトウッド)
【画像】タルガ・ヘリテージ・エディション【もっとディテールを見る】 全146枚
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
ポルシェは自社初となるヘリテージ・デザイン・モデルを、992型911タルガ4Sで発表した。これは最新の911へ、1950年代から1960年代初頭のデザイン要素を与えたもの。ヘリテージ・デザイン戦略として、4モデルが予定されている中の初めの1台となる。
過去モデルのエクステリアとインテリア・デザインを、現代的に再解釈。最新のテクノロジーと融合し、ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクトゥールからの限定エディションとして提供される。
ヘリテージ・デザイン版911タルガ4Sの生産台数は、992台の限定。最新911のコードネームと一致する。すでに注文が始まっており、2020年秋からディーラーの店頭に並ぶ予定だ。
今回の限定エディションの導入とともに、選ばれたインテリア要素は、ヘリテージ・デザイン・パッケージとして通常の911でも選択が可能となる。
またポルシェ・デザインは、オリジナルのクロノグラフ腕時計も制作。限定エディションを購入したドライバーのみが、注文できるという。
「ヘリテージ・デザイン・モデルで、お客様の1950年代から1980年代にかけての記憶を想起させることが狙いです。歴史的なデザインを現代的に解釈できるブランドは、ポルシェ以外にありません」
「限定エディションは、ポルシェの製品戦略において、ライフスタイルを表現する新しい製品ラインを確立します」と、ポルシェAGの理事会会長、オリバー・ブルーメはコメントしている。
クラシックな専用カラーとマテリアル
ヘリテージ・デザインモデルの第一弾は、最新992型911タルガをベースに導入される。450psを発生する水平対向6気筒ツインターボ・エンジンと、8速デュアルクラッチATが組み合わされ、0-100km/h加速は3.6秒以下。最高速度は304km/hに達する。
ボディで個性を生んでいるのが、ゴールドのエンブレムと、チェリー・メタリックをはじめとする5色の専用塗装。1950年代スタイルを表現している。またクラシックなホワイトの差し色も特徴だ。
フェンダーの白いラインは、ポルシェのモータースポーツの歴史を想起させる部分だという。さらにポルシェ356とのつながりを感じさせる、リアのグリルにあしらわれたポルシェ・ヘリテージ・バッジも見逃せない。
ホイールは、フロント20インチ、リア21インチのカレラ・エクスクルーシブ・デザインを採用。ブレーキキャリパーもクラシックなデザインとなり、黒く塗装される。
インテリアは、2トーンカラーでコーディネート。ボルドーレッド・レザーとOLEAクラブ・レザー・アタカマベージュの組み合わせか、ブラック・レザーとOLEAクラブ・レザー・アタカマベージュの組み合わせだ。
シートやドアトリムの一部にはコーデュロイ素材が用いられた。ポルシェ356時代のデザインや、1950年代のファッションを感じさせる要素となる。ダッシュボード・トリムパネルには、シリアルナンバー入りのプレートが配されている。
こだわりのデザイン・ディテールは、写真にてご覧いただきたい。
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