フェラーリは、2023年のFIA世界耐久選手権(WEC)ハイパーカークラスに参戦する予定のLMH車両をフィオラノのテストコースでシェイクダウンした。
50年ぶりにスポーツカーレースの最高峰にファクトリー体制で復帰するフェラーリ。これまでフェラーリのLMH車両は、その姿が明かされていなかった。
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motorsport.comが入手した独占スパイショットには、カモフラージュカラーをまとったマシンが、長年フェラーリのファクトリードライバーとして活躍してきたアレッサンドロ・ピエール・グイディのドライブで走行する姿が写っている。
ハイブリッドの四輪駆動プロトタイプカーは、ピットインとピットアウトを繰り返した後、走行を継続したようだ。
また、フェラーリはウインドウに映るマシンを撮影した、新たなティザー画像を公開した。
フェラーリのGTスポーツ部門で責任者を務めるアントネッロ・コレッタは、これを”アンベイル”と称し、次のように語った。
「このプロジェクトに携わった人々、そしてフェラーリファンが待ち望んでいた、とてもエキサイティングな瞬間だ」
「何ヵ月にもわたる作業、計画、シミュレーションの結果に触れることができ、私たちは新たなエネルギーとモチベーションを得ることができた」
「我々が達成したことを誇りに思う。テスト中のLMHはマスキングによって、クルマのボリュームやスタイリングは隠されているが、紛れもなくフェラーリであると認識できると思う」
走行写真を見ると、特徴的なリヤウイングやシャークフィンを備えているように見える。
フェラーリの広報担当者は、ピエール・グイディが新車を最初に運転したことを確認するとともに、ロールアウトの詳細について簡単に説明した。
「プログラムはシェイクダウンとしてはごく普通のもので、1周してすべてをチェックするためにボックスに戻るというものだった」
「サーキットよりもボックスの中にいることが多かったが、最初のテストとしてはごく普通のことだ」
「今月かr非常に集中的な開発プログラムを開始する予定だ。ロジスティクス的に負担の軽い、ヨーロッパにある多くのサーキットを訪れるつもりだ」
フェラーリは、LMHの初期テストを、ジェームス・カラド、ニクラス・ニールセン、アントニオ・フォッコらのメンバーで行なうことを発表している。
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