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第6世代の新型SUBARUレガシィ・アウトバックが正式発表。車両価格は414万7000円~429万円に設定

掲載 更新 20
第6世代の新型SUBARUレガシィ・アウトバックが正式発表。車両価格は414万7000円~429万円に設定

SUBARUが新型レガシィ・アウトバックの日本仕様を発表。車種展開はフラッグシップモデルのリミテッドEXとアクティブ志向のXブレークEXの2グレードで構成

 SUBARUは2021年10月7日、新型レガシィ・アウトバックの日本仕様を正式発表した。

SUBARUが新世代ハイパフォーマンスセダンの新型WRXを世界初公開。日本仕様は本年10月下旬に発表予定

車種展開は以下の通り。
リミテッドEX:429万円
XブレークEX:414万7000円
なお、初年度の月間販売計画台数は1200台に設定している。

 SUBARUの旗艦SUVに位置する新型レガシィ・アウトバックは、「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」というコンセプトのもと、歴代モデルが培ってきた価値に最新の技術を組み合わせることで、さらなる進化を遂げたことが特徴である。

 まずエクステリアは、SUBARU共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC×SOLID”をアウトバックのキャラクターに適応させたうえで、“Active&Tough”というデザインコンセプトのもと、ひと目でアクティブ性能を感じられるデザインを創出する。
 フロント部は大型化したグリル開口部を中心にダイナミックな造形とし、同時にクラッディングを拡大することで、タフで力強いイメージを演出。丸型6連のLEDフロントフォグランプのアレンジも印象的だ。一方、サイドビューはボディパネル面に厚みとボリューム感を持たせ、安心感やタフさを表現。足もとには新造形の18インチアルミホイール(リミテッドEX:ダークメタリック塗装+切削光輝/XブレークEX:ダークメタリック塗装。タイヤサイズは2グレードともに225/60R18)を装備する。そしてリアセクションは、立体感を強調したコンビネーションランプや厚みのあるバンパーなどにより、“頼もしさ”に加えて先進的でシャープなイメージを具現化した。

 ボディサイズはリミテッドEXと従来のリミテッドで比べて、50mm長く、35mm幅広く、70mm高く(ルーフレール含)、最低地上高が13mm高く、ホイールベースは共通の全長4870×全幅1875×全高1675mm/最低地上高213mm/ホイールベース2745mmに設定。斜面に乗り上げる時や斜面から平坦地に降りる時のアプローチアングルおよびディパーチャーアングル、斜面や丘部の頂上を越える時のランプブレークオーバーアングルなども最適化する。ボディカラーは新色のブリリアントブロンズ・メタリック/オータムグリーン・メタリック/サファイアブルー・パールのほか、クリスタルホワイト・パール/アイスシルバー・メタリック/クリスタルブラック・シリカ/クリムゾンレッド・パール/マグネタイトグレー・メタリック/ストームグレー・メタリックという計9タイプをラインアップした。

 内包するインテリアは、伸びやかな連続造形で開放感を表現したアッパーエリアと、適度な包まれ感を演出したロアエリアとのコンビネーションによって、アウトバックならではの室内空間を表現。また、大型かつ高精細の縦型11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムにはナビゲーションや車両設定、エアコン調整など様々な機能を集約し、さらに運転に必要な情報をグラフィカルに表示して少ない視線移動で瞬時に認識できる12.3インチフル液晶メーターと連携して、よりスマートに運転をサポートする。センターインフォメーションディスプレイのバイザー部に設置した専用カメラでドライバーを常に見守るドライバーモニタリングシステムや、専用チューニングのハーマンカードンサウンドシステム(専用11スピーカー:フロント6+リア4+ウーファー)を設定したことも、新型の訴求点だ。

 シート表皮については、リミテッドEXにブラック基調のファブリック(シルバーステッチ)を、XブレークEXにダークグレー基調の撥水性ポリウレタン(エナジーグリーンステッチ)を採用。リミテッドEXにはオプションでなめし加工を施したナッパレザーの本革シートを用意し、タン(オレンジステッチ)またはブラック(シルバーステッチ)のカラーを選択可能とする。インパネやドアトリムを同色の表皮巻とするトータルコーディネートを採用したこともアピールポイントだ。また、運転席10ウェイパワーシート/助手席8ウェイパワーシート/シートヒーター(運転席+助手席+後席左右)/アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能/リアシートセンターアームレスト(カップホルダー付)/ワンタッチフォールディング機能付6:4分割可倒式リアシートを標準で組み込んでいる。

 パッケージングの面では、ボディサイズの変更によって居住空間と荷室積載量を拡大し、合わせて車体構造を見直して、スタイリッシュな外観はそのままに、ゆとりとくつろぎの空間を実現する。荷室自体はVDA法で561リットル(カーゴフロアボード上部:522リットル、サブトランク39リットル)の大容量を確保。利便性を高めるポップアップ式トノカバーを新たに採用した。また、荷物で両手がふさがっている時やアウトドアで手が汚れている時に便利なハンズフリーオープンパワーリアゲートを、リミテッドEXに標準、XブレークEXにオプションで設定する。さらに、2グレードともにルーフレールを標準で装備し、リミテッドEXには不要時に収納できる可動式クロスバータイプを、XブレークEXにはグリーンカラーのアクセント(裏側にはロープフックをかけられる構造を採用)を配したラダータイプを導入した。

 基本骨格に関しては、第5世代インプレッサから採用している“SUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP)”に、高剛性化および軽量化に寄与する“フルインナーフレーム構造”や微小な変形を抑える“構造用接着剤”などを採用したことがトピック。パワーユニットにはリーン(希薄)燃焼技術を取り入れて加速性能と環境性能を高次元で両立させたCB18型1795cc水平対向4気筒DOHC16VデュアルAVCS直噴ターボ“DIT”エンジン(最高出力177ps/5200~5600rpm、最大トルク30.6kg・m/1600~3600rpm)を搭載する。トランスミッションには進化版CVTのリニアトロニック(8速マニュアルモード付)を組み合わせ、駆動機構にはアクティブトルクスプリットAWD(電子制御AWD)を採用。また、路面状況に応じてモード(リミテッドEX:1モード、XブレークEX:2モード)を選択するだけで4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールして悪路からのスムーズな脱出をサポートし、さらに下り坂などで常に一定の車速を維持するヒルディセントコントロールも組み込んだ進化版のX-MODEを導入した。燃費性能は2グレードともにWLTCモードで13.0km/リットルを実現している。

「あらゆるシーンで、運転の不安やストレスを減らし、心から運転を愉しむ」ために進化させた安全・運転支援機構の採用も注目ポイントだ。広角化したステレオカメラと前後合わせて4つのレーダーによる360度センシングを組み込み、見通しの悪い交差点での出合い頭や右左折時までプリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)の作動範囲を拡大させた「新世代アイサイト」を標準で装備。自車だけでなく相手車両の被害軽減までも考え抜いた衝突安全ボディの「新環状力骨構造ボディ」、衝突を検知するとブレーキ制御を行って一定速度まで減速するポストコリジョンブレーキコントロール、8つの乗員保護エアバッグおよび歩行者保護エアバッグも採用する。また、車線単位の道路情報を持つ3D高精度地図データをはじめ、GPSや準天頂衛星「みちびき」を活用した位置情報を組み合わせることで、運転支援機能を大幅に拡張させた「アイサイトX」を標準で設定。さらに、万一の事故や車両トラブルを“つながる安全”でサポートするコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を標準で組み込んだ。

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みんなのコメント

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  • 現行BS9に乗ってるが500万近く出して馬力ほぼ変わらずの同じくCVT車には絶対に乗らないと思う
  • 新型レクサスNXが2.4ターボなのにアウトバックは1.8。
    営業マンは肩を落としてます。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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