この記事をまとめると
■ジュリアとステルヴィオのクアドリフォリオに「デザイン ユア クアドリフォリオ」のプログラムが設定された
世界にたった1台のアルファロメオ! かの「SZ」を彷彿とさせる「ジュリアSWBザガート」はスペックも強烈だった
■ボディ同色ルーフやシート、足まわりパーツが選択可能となり、よりスポーティ志向となる
■価格はジュリア クアドリフォリオは1338万円から、ステルヴィオ クアドリフォリオは1364万円からとなっている
自分だけのアルファロメオを作り出すチャンス
「クアドリフォリオ」というイタリア語は、日本語に訳すと四葉のクローバーを意味し、「発見すると幸せになる」という言い伝えがあるが、イタリアでもこれは同じ。そんなクアドリフォリオは、アルファロメオでお馴染みだろう。1923年に誕生したクワドリフォリオのマークは、お守りとしてアルファロメオのレーシングカーの車体につけられていたもので、現在は同ブランドのなかで圧倒的な動態性能で究極の走りを実現した最強モデルに与えられる車名・エンブレムとなっている。
そして今回、アルファロメオは、カスタマイズプログラムとして、2024年3月8日から「Design Your Quadrifoglio (デザインユアクアドリフォリオ)」を全国の正規ディーラーで開始することを発表した。スポーツサルーンの「ジュリア クアドリフォリオ」、SUVの「ステルヴィオ クアドリフォリオ」の2車種がこのプログラムの対象となる。「ジュリア クアドリフォリオ」は80パターン、「ステルヴィオ クアドリフォリオ」は40パターンもの仕様の選択が可能だ。
エクステリアは、両車ともに標準色に加え、特別設定された鮮やかで目を引くボディカラーの「モントリオールグリーン」も設定される。ルーフに関しては、「ジュリア クアドリフォリオ」はボディ同色の標準ルーフ、そして強度と軽さを兼ね揃えた「カーボンファイバールーフ」を設定する。
カーボンファイバールーフはカーボンの折り目をそのまま生かした仕様となり、スポーティな雰囲気を醸し出す。もちろん、走行性能の向上にも大きく寄与することはいうまでもない。
足まわりのパーツも選択可能
「ステルヴィオ クアドリフォリオ」は、標準のアルミニウムルーフパネル、SUVに相応しい開放感のあるパノラマサンルーフが選択できる。また、「ジュリア クアドリフォリオ」のみテレフォンダイヤルデザインのホイールに加え、19インチ軽量スポークホイールが選択可能だ。このホイールは、軽量かつシャープなデザインのため、放熱効果が高くスポーティな走りにも貢献する。
インテリアは、両車ともフロントシートの選択が2種類より可能だ。ホールド性が高く、寒い時期に役に立つヒーターを備える上質なスポーツレザーシート、またワインディング、サーキット走行を視野に入れたユーザー向けにハードスポーツドライブに最高のホールド性を持つ「スパルコ社製カーボンバケットシート」を設定する。後者はシルバー、グリーンのステッチが入ったスポーティかつ美しさも兼ね備えているのが特徴だ。
足まわりに関しては、制動性やコントロール性の高いクアドリフォリオ専用スポーツブレーキ、ハードでスポーティな走り向けに設定されたカーボンセラミックブレーキシステムが用意される。後者は高温時の強度に優れ、耐久性、耐錆性に優れているのが特徴だ。
価格は「ジュリア クアドリフォリオ」は1338万~1590万円、「ステルヴィオ クアドリフォリオ」は1364万~1589万円となる。
高い走行性能、上質感のあるデザインで硬派なイメージを持つ「クアドリフォリオ」をさらに自分の好きな仕様に仕上げたい方にとっては大変魅力的なプランとなっている。オーダー期間が2024年3月8日から6月30日とたったの3カ月間と大変短いため、迷ってる人は取扱店に急ぐべし!
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